イギリス英語とアメリカ英語では違う!知らないと困る、日付&時間編
イギリス英語とアメリカ英語では違う!知らないと困る、日付&時間編

前出記事に引き続き、イギリス英語とアメリカ英語で単語、または表現が違うものを記録しておきます。
アメリカ英語との違いで、生活に密着しているものはほかにもたくさんあるのですが、
 とりあえずここは外せないというものが、
日付の表現と、時間の表現です。
<アメリカ英語>月/日/年  Mar/15/2018
 <イギリス英語>日/月/年  15/Mar/2018
もちろん、「March」を「3」と数字表記もします。
 西暦は、「15/Mar/18」と、下二桁だけを表記する場合もあります。
ここで唐突ですが、私が好きなマクビティーダイジェスティブのダークチョコレート味のパッケージを。

この筒形パッケージのマクビティーは日本にも輸出したらいいと思うのですが(日本のは小さいのでお得感なし)。
 で、裏を見てみますと。

BEST BEFORE (賞味期限)と印字されたその下に日付が記載されていますね。
 このマクビティーの賞味期限は、「2018年9月1日」です。
 イギリスでは、日にちが一桁の場合、写真のようにわざわざ「0」を頭につけて表記してあることもあります。
English with Lucyで、Lucy先生が詳しく説明されています。
ついでと言っては何ですけれども、せっかくですので、「賞味期限」と「消費期限」の表示についても触れておきたいと思います。
賞味期限(品質の劣化が比較的遅くてある程度保存がきく)
 消費期限(品櫃の劣化が早くて長くは保存がきかない)も表現が違って、
<アメリカ英語>best-by , best if used by
 <イギリス英語>best before
<アメリカ英語>expiration , use by
 <イギリス英語>expiry , use by
どちらかというと、use by のほうがよく見かける気がします。
食あたりをおこしやすい私は、日本では消費期限や賞味期限を気にするほうでしたが、
 ある時、スーパーにて期限があさって(食品あるある)の日本のマヨネーズしかなく、泣く泣く買って使いました。
 2か月で使い切った時、なんともなく、諸々の多少の危うさを感じながらも、それ以来、
 期限なるものをあまり気にしなくなりました。おおらかな気持ちで生きれるようになったのもイギリス生活のおかげです(滝涙)
時間についての表現の違い
これは比較すると一目瞭然ですので、まずは表をご覧ください。
10時台の言い方
| アメリカ英語 | イギリス英語 | |
|---|---|---|
| 10:00 | ten o’clock | ten | 
| 10:15 | ten fifteen | quarter past ten | 
| 10:30 | ten thirty | harf past ten | 
| 10:45 | ten forty | quarter to eleven | 
アメリカ英語はわかりやすくていいですねぇ~(羨)
 イギリス英語での表現は記憶の完全切り替えが必要です。
ポイントは、15分(quarter)刻みの感覚を持ち合わせること。
・15分(quarter)→ 過ぎている(past)→ 10時から
 quarter past ten
・30分(half)→ 過ぎている(past)→ 10時から
 half past ten
・15分(quarter)→ 至るまで(to)→ 11時に
 quarter to ten
* to には、「(時刻が)…の(何分)前で」 という意味があります。
 説明はイメージしやすい言葉を選びました
ちなみに、駅などの時間のアナウンスは、24時間での案内です。
例えば、
 12時30分ならば、 twelve-thirty
 12時47分ならば、 twelve,forty-seven
各駅の到着時刻をお知らせするイギリスの電車内のアナウンス動画を見つけました。
 現地の生きた英語案内です♪
 (聞き取りが難しいようでしたら字幕機能をお使いになることをお勧めします)
「時間」の勉強ついでの記録ですが。
 英語で今の時間を人に尋ねるとき、昭和生まれの私は、
 「ほったいもいじるな(What time is it now?)」などという、どちらにしても通じない英語を必死に覚えたわけですが、
 時間を教えてほしくて尋ねるときは、
 「Excuse me. But, Do you have the time?」
 が、自然だそうです。「the」を入れないと
 「あなた今時間ありますか?(場合により勧誘!?と思われてしまう)」となってしまいますので、
 ご注意を ♪

ー イギリス特集 ー















