【初心者向け】イギリスとアメリカでは違う!知らないと困る単語編
イギリスとアメリカでは違う!知らないと困る単語編
日本で英会話を習いに行っている時に、先生が、授業の流れの中で時々こう言う時があります。
「アメリカではこう言いますが、イギリスでは〇〇といいます。」
なんなく聞いていた先生の言葉でしたが、イギリスで生活しだした時には、同じ物・事を示すにも、習ってきたアメリカ英語の単語とは、まるきり違う単語を使っている場合がある事や、単語のつづりが違う場合がある事に面くらいました。
今回は、「まるきり違うじゃないですか編」として、私の生活において結構な頻度で出てくる、「イギリスならでは単語」20個を選んで記録したいと思います。
なお、私の生活的ベスト20である事と、余分な豆知識をつけてある旨、大きな心でご了承くださいませ。
英:toilet
米:restroom
これはいつもわからなくなります。どちらかというと、イギリス以外で何と呼んでいるのか混乱します。
restroomだったかな、bathroomだったかな、と。
いきなりですが問題です。
国際線の機内のトイレ表示は、アメリカ式でしょうか、イギリス式でしょうか。
答え・・・
国際線機内のトイレ表示は、
Lavatory です。
もうどれが英語の標準なのかなんて考えるのも不毛なくらい、トイレの言い方があります(涙)。
ちなみに、
トイレの使用中には、
OCCUPIED と表示されています(使用中という意味)。
トイレが空いている時は、
VACANT と表示されています(空室という意味)。
悪いことに、「トイレはどこですか」という質問は、世界中、イギリス中、どこに行っても確認する機会があります。
おかげさまで、私は知らない国に行くと、まず、行きたくない間に、トイレのドアに何と書かれているか確認しておき、聞く時にはその単語を使う癖がつきました。
英:tap water
米:faucet
レストランでは必ず「お飲み物はいかがされますか?」と聞かれます。
その際、お水(無料)でいい場合は「Tap water,please.」というと、日本のようにコップにお水を入れて持ってきてくれます。
英:bill
米:check
レストランでのお会計は、基本テーブルで済ませる文化です。
その際には「Bill, please」といいます。
日本人のお友達で、以前、「Bill,please.」といったら、ビールが出てきたことがあったとかで、それ以来「The bill,please.」と言っていると聞き、私もそうしています。(笑)
また、イギリスではお会計の際の「bill」が、アメリカでは「お札」という単語として使われている事は私的に要チェックです。
英:take away
米:take out
ファストフード店では、日本と同じように「中で食べますか、お持ち帰りですか?」と聞かれます。
持ち帰る時は、「Take away,please.」とか「I’ll take away.」など、「持って帰ります」と伝えます。
ちなみに、食べていきますは、「Eat in,please.」とか、「I’ll eat in.」と伝えます。
英:Chips
米:french fries
これは慣れるまでに時間がかかりました。じゃがいもを切って揚げたもの=フライドポテト、が身につきすぎです(汗)
イギリス名物「Fish & Chips」は、タラを揚げたものと、モスバーガーでついてくるようなフライドポテト、それらが、大量のグリーンピースと共に大皿に乗って登場します。
ちなみに、日本でいう「ポテトチップス」は、アメリカ英語で「potato chips」、イギリスでは 「crisps」です。
英:biscuit
米:cookie
スーパーなどで、「クッキー、クッキー」と思って表示を見ながら探しても、残念ながらクッキーという表示はありません。
イギリス人はみんな大好きな「ショートブレッド」は、クッキーもとい、ビスケットかと思いきや、ブレッドゆえ、パンになるかも。。
もう意味は考えずに、ただ食べるのみ!
(調べたところ、「パン」と「ブレッド」は、同じ物)
英:sweets
米:candy
飴のみを「sweets」表記とは、これまた日本人には混乱のもと。
一般的に、レストランやパブなどでは、日本人の言うところのスイーツメニューの所には「Dessert」表記されています。
英:mobile (phone)
米:cell(ular) phone
これは、自分的にはモバイルのほうが覚えやすいからラッキー。
ちなみに、日本でいうショートメッセージは、「text(テキスト)」です。
英:underground, tube
米:subway
これに対して、地上を走るのは、overground(オーバーグラウンド)、National Rail(ナショナルレイル・国営鉄道)といいます。
鉄道に関しては、また改めて。
英:city centre
米:downtown
訪れた街で迷ってしまったら、街に表記されている地図などを見ましょう。
「city centre(イギリスはこの表記でセンターと呼びます)」と書いてあるところが繁華街です。
英:trousers
米:pants
先日、英人男性と国際結婚している友達が
「日本人の誰が、トゥラゥザーと聞いて、ズボンのことを想像できるか!って話よね~」
と、イギリス英語に対して毒づいていました(笑)。妙に納得~~
ちなみに、パンツ「pants」は、アメリカでは下着を意味します。
日本でも、そのあたりの使い方は曖昧的なものがあるけれど、私も以前、英人さんとの会話で間違えて、恥ずかしい思いをしました。思い出すだけで恥ずかしい(涙)
英:jumper
米:sweater
私たちが冬に着る厚手のセーターは、こちらでは「ジャンパー」。要・イメージの転換っ(汗)。
イギリスでは、クリスマスになると老いも若きもこぞって、クリスマスプリントだったり電飾付きだったりのクリスマス仕様のセーターを着ますが、それは「クリスマスジャンパー」と呼ばれます。
セーターの種類です。
英:trolley
米:cart
ちなみに、アメリカでは、trolleyは「路面電車」です。もう全く違う(笑)
以前、一時帰国時、空港までタクシーをつかった際、空港に着いた時に運転手さんが
「トローリーを使うなら待ってるよ(トローリーに荷物をのせてく?使うなら、トローリーを取りに行くのを待ってるよ)」
と言ってくれたのですが、トローリーという言葉を知らず、いいです、と答えて、結局、荷物を置き去りにして、50m先のトローリーを取りに行く羽目になった事がある思い出付きの単語(爆)。
英:lift
米:elevator
他の単語では、イギリス人はアメリカ英語でも、わかるものも多いようですが、エレベーターだけは通じないようです。
2階以上の建物でエレベーターを探す時には「LIFT」という文字を探しましょう。
そして、LIFTに乗ったら、次(No.15)のことを注意してください。
英:一階→Ground floor,
二階→first floor,
三階→second floor
米:一階→first floor,
二階→second floor,
三階→third floor
これもまた理解に苦しむところです。
普通、日本人の感覚では、一階は一階、ニ階は二階(当たり前)ですが、こちらでは、
一階はground floor、
二階は、ground floorから一階上がった、一番目の階→「first floor」です。
日本人の感覚で行くと、マンションの303号室に住んでいるとなると、三階にあるのが普通です。
でも、こちらでは、303号室は2階にあることになります。
2階にあるといっても、実質3階にあるわけなのでとても、非常時に飛び降りれる高さではありませんのでご注意をっ。
英:flat
米:Apartment
私は現在、Flat number 75(号室)に住んでいます。
あなたが私のうちに遊びに来てくださる際には、前出の「Lift(エレベーター)」に乗って、行先のFloorは 「⑥」 を押します。
慣れるまでは、ややこしい頭の運動です。
英:motorway
米:freeway
車に乗らない方にとっては、あまり有益な情報でなくすみません。
世界的に有名なレース、「ロードレース世界選手権」は「MOTO GP」がと呼ばれていますが、「高速の」という意味だったのですね。
英:petrol (station)
米:gas (station)
車関係でついでにといってはなんですが、ガソリンは、アメリカでは「gas」ですが、イギリスでは「petrol(ペトロール)」となります。
ガソリンスタンドでの給油方法などは、またいずれ。
英:rubbish
米:trash, garbage
こちらで飛行機や長距離を走っている電車に乗ると、途中で係りの方が
「ラビーッシュ!ラビーッシュ!!(本当の発音は、ラビッシュ)」
と、声をかけながらごみを回収に来てくれます。
ごみがあれば、遠慮なくその中にポイ!と捨てて「Thank you!」です。
英:dustbin
米:garbage can
街を歩いていると、結構見かけるのが、「Litter bin」と書かれているごみ箱。駅や公園など公共の場所にあります。
蓋がついているごみ箱は「Rubbish bin」といいます。
アメリカとイギリスでは意味が違う単語、発音が違う単語、つづりが違う単語。。
今の一番の私の望みは「10代のころの脳みそが欲しい」
これに尽きるのです(滝涙)