イギリスで生卵全面解禁!私の卵事情(ファーム買い付け情報)
こちらは、私が買い付けているFree range(放し飼いの状態で鶏を飼育している)卵屋さんの入り口です。
ここにたどり着くためには、最初は人に連れてきてもらわないと・・・
google先生のナビだけではとてもたどり着けません。
いざ、ファームについてもご覧のとおり「EGG」の看板さえも保護色ですしね(汗)
だいたい、この薄暗い建物自体に入るのにも勇気がいります(冷汗)
Free rangeゆえ、時には、多種多様の庭鶏が入り口に群れて「コッココッコ~」と首を振りながら歩いていたりして、
サファリパーク要素もございます(滝汗)
しかし、状況にめげず勇気を出していざ中へ。
無人販売ですので、
自分がほしいものを卵ケースに入れて、買った分のコインを置いてきます。
£1(1ポンド)と£2(2ポンド)コインは、ボックスの中に入れてね~と注意書きがあります。
卵のケースもこちらにおいてあるのは有料なので、私は毎回家から使用済みの卵ケースを持参します。
時々、ファームの人が「ハロー」と登場し、「困ったことはないかい?」と声をかけてくれる時があります。
生産者とのふれあい?は、ファームに買いに来た感がさらに盛り上がります。
そもそも、こちらのファームに卵を買いに行くようになったいきさつですが、
まだ私がイギリスで生活するようになった3年半前には、イギリスでは生卵は食べてはいけない(正確には、幼児・妊婦・高齢者)という事ことになっていたからです。
これは、多くの日本人友達も気を付けていて、生卵を食べたければファームへ、と教えてもらったのがこちらのファームでした。
それが昨年(2017年10月)、生卵を食べる制約が基準が変更されました。
おかげで現在は、安心してライオンマークのついた卵は生で食べてもよいという事になりました。
が、私は、すき焼きをするときには、
ちょっと遠めのお肉屋さんに薄切り肉を買いに、生卵はこちらに買いに来るようにしています。
やっぱり、新鮮に越したことはありません。美味しいのです♪♪
前述のとおり、生卵を食べていいという許可が出たイギリスではありますが、実際、イギリスでは生卵を食べるという習慣はなく、
卵が産み落とされてある程度時間がたったものに、よーーーく火を通して食べる食べ方が好まれるとの事。
イギリス人と話している時に、「生卵を食べたい」と言って思いっきりオーマイゴット顔をされた、と、友人が言っていました。
☜ この写真を撮ったのは2月6日なのですが、店頭にディスプレイしていいのが2月17日まで、賞味期限が2月24日です。
常温で11日置いてある卵、もしくは18日間置いた卵、を、食べる勇気のない、ひ弱な日本人ですみません(涙)
ただ、救いなのは、私がいつも行っているスーパーマーケットは、利用客が多く商品の回転が速いので、いつもわりに新しめの卵を食べている事です。
が、やっぱり生みたて卵を買って食べると、スーパーで買って使う卵の味とでは、
当然ながら、スーパーのものは市場に出回るまでの日数やストレスを感じます。
実際、日本人の感覚はどんなもんなのだろう、と思い調べてみたら、あるサイトでは、
私どもでは『十分に加熱していただければ、1週間ぐらいまで食べられます』とお伝えしています。
(出典 賞味期限を過ぎた卵、本当はどのぐらい過ぎても食べられる?)
とありました。7日ではイギリス人的には「いやいやまだまだ」な期間です(汗)。
サルモネラ菌を恐れ生卵を食べず、古くなった卵によく火を通し食べるイギリス人、
サルモネラ菌はあろうとも日本の卵流通市場を信じ、ご飯に景気よく生卵をかけて食べる日本人、
どっちが繊細かつワイルドなのだろうね・・・、など、頭をぐるぐるしだしましたので、また次回! See you later!
<追伸>
イギリスで卵を買う際には、必ずパックを空けて、中の卵が割れていないか確認してから買ってください。
イギリスでは皆そのように買っていますので大丈夫です。
Free rangeと書かれている卵を買われるのがおすすめです。(もちろん、organicもお勧めです。)
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