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イギリスでよく使われている言葉「cheers!」は、万能な言葉です

イギリスでよく使われている言葉「cheers!」は、万能な言葉です

一般的に「Cheers」というと、「乾杯~!」を思い出す人が多いのではないでしょうか?

もちろん、私もその通りで、調べたところによると、アメリカ人も「かんぱーい!」ということで使っているようですね。

しかし、イギリス人は、実にいろんな場面で「Cheers」を使います

まずは、ありがとう」という意味です。

ありがとうと言えば「Thank you」ですが、イギリス人は、ありがとうという場面でよく「Cheers!」を使います。

これらを調べてみると、「Cheersは砕けた感じの Thank you」と説明していることが多いです。

特に、仲間内での「ありがとね~」や、親しい間柄でのメールのやり取りの最後の結びの言葉としても使われます。

私はとりたてて、「ありがとね~」と気安く言えるような付き合いをしているイギリス人がいないので、「Cheers」は使ったことはありませんでした。

しかし、ある時、立て続けに「Cheers」という言葉に遭遇し、二回目に「Cheers」という言葉を調べるに至りました。

まず最初は、道(ホテルの部屋)を聞かれ、教えてあげた時。

私の住んでいるフラット(Flat=マンション)は、一部、ホテルとして貸している部屋があるので、しばしば、旅行鞄を持ちながら部屋(自分の宿泊する棟)を探している人がいます。

ある日の買い物の帰りに、旅行鞄を持った3人の男性と出くわしました。部屋(棟)を見つけられず迷っているのは明らかです。

私が前を通ると「Pearl棟(パールという名前の建物)はどれか?」と聞いてきました。

彼らが捜しているPearl棟は私が住んでいる棟でしたので、「ついてきてください」とご一緒しました。

彼らは3階だったので私より早く降りていきました。

降りていく時、最後の人が「Cheers.」と言ったので、「Cheers!?」と思いながら、3人のそれぞれのお礼やらの言葉にまとめて「You’re welcome(どういたしまして).」と返事をし、調べることもなくそのままになっていました。

翌日の事です。車で出かけて、地下駐車場に車を停めてエレベータースペースへのドアを開けようとした時、
10メートルほど離れたところで、大きなキャリーバックをひいてこちらに向かってくる、
50代後半と思しき女性がいらっしゃいました。

こちらに向かってくるその女性は、
ブロンドのショートカット、透き通るような肌色でスタイルもよく、白いロングコートにカーキのブーツを履いてとても素敵な女性でした。

私が見惚れて、ドアを開けて待っていると、彼女は笑顔で「Cheers!」と言いました。

その時、私はふと『Cheers!』って、なんというか、とても軽い響きに感じて、
日頃、被害妄想的に感じている東洋人軽視というか、なんだか、とても心のないお礼の言葉に感じ取ってしまったのでした。

英語&イギリス初心者の心は、ガラスの心なのです(涙)

同じエレベーターで無言で居合わせている時、「帰ったら、すぐに『Cheers』を調べよう」と思いました。

実際、調べてみても文頭に述べた通り、やはり「砕けた感じのThank you」、もしくは、
イギリス人がよく使うスラング(特定の社会や階層、または、仲間の間だけに 通じる語や語句。俗語。)という解釈がほとんどでした(がっかり)。

ただ、調べていくうちにこんな一文を見つけました。

「『Thank you』、『Thanks』、その次にさらにカジュアルなのが『cheers』と言う人もあれば、
『いや、フォーマルでない場に限るけれど、イギリス人に使う場合はThank you等よりも、
もっとも親しみや尊敬を込めた表現に聞こえるね。』などと言う人もいます。」と。

先述した2例がいずれに当たるのかわからないけれど、
とにかく、この国では、フォーマルではない場面において、「Cheers!」が頻用されているのは事実です。

ありがとうでも「Cheers!」、どういたしましてでも「Cheers」、どうも~!的なあいさつでも「Cheers」。
最近では、日常生活で「Cheers」を自由に使っている人を見ると「あの人はイギリス人だな!(移民が多いけど、私には見分けつかずなので。)」と思うまでに至っています。

フォーマルな場ではない日常では、笑顔で、ありがとね!さよならね!こんにちはだよ!、で「Cheers」、それでいいんですよね、この国では♪

ちなみに、発音は日本でよく聞く「チアーズ!」というよりは「チーズ!」という感じです。

余談ですが、イギリス人は、エレベーターなどの個室や、知らない者同士が電車で隣り合わせたりしても、
見知らぬ人とは、あいさつ程度は交わしたとしても、基本、それ以上の話の展開はあまりありません。どうやらそれは国民性のようです。

何もかも、「お国変われば」なのですよね。

たぶん、地下二階から、地上二階までの無言空間は、アメリカ人には耐えられないだろうな~(勝手な想像)。

Cheersについて解説されているビデオをご紹介。

この回では、ありがとうの言い方10個を教えてくれています。

この先生のFresh modern British Englsh(伝統的でなく現在のイギリスで使われている英語)を、最近はよく教材として使っています。

英人さんはあまり大きく口を開けて離さない印象がありますが、この先生の口元には特徴があり、発音の仕方や舌の位置がわかりやすく、引き込まれています(笑)その上、内容も面白いです。

*日本語対応の字幕はありません

★Eat Sleep Dream English <10 Different Ways to Say ‘THANK YOU’ in English>★

Posted by まゆ


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