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イギリスの老舗レストラン「SIMPSON’S」(シンプソンズ)へ行ってきました

!シンプソンズの外観

もうすぐ、夫の誕生日

イギリスに来て4年、お店の前を通るたびに
シャーロック・ホームズにも出てくるシンプソンズ」と言い続けた夫。
年齢に「0」がつく記念すべきお誕生日のランチに、思い切って足を踏み入れてみました。

お店の名前は「 Simpson’s in the Strand」。

「シャーロック・ホームズ」にもその名前が登場し、著者のコナンドイル氏ご自身も常連さんだったという最も英国らしいこのレストラン。

今日はその思い出記録と、
「旅行でイギリス行くから行ってみたいけど、格式高そうだからやめておこうかな」など思っている方でも、気軽に行ける気持ちになれるような記事にしたいと思います。

まずは、手動回転式ドアの玄関を抜け入ったところのホール。
左側にレセプションカウンターがあり必ずどなたかいらっしゃいます。
(いなくても待っていれば確実に来てくれます。イギリスのレストランはほぼそうです)。

シンプソンズのエントランス

(これは入り口のホールを奥まで進み、入り口の回転ドアを写した写真です。
最初から何ですが、レストラン滞在中絶対知りたい場所の情報から→ 「女性用お手洗い」は写真向かって左側に、「男性用」は右手にある階段を一階あがったところのKnight’s Barの横にあります。))

イギリスは「予約社会」なので、事前に予約が必要だし、しているほうがこちらも安心なのですが、
今回、主人が何度電話をしてもつながらなかった旨をレセプションの方に伝えると、
電話は、隣接するSavoy Hotel(ロンドンで有名な5つ星ホテル)の方でも承っております」との事でした。

後で確認したところ、ホームページからネット予約もできることが分かりましたので、
電話で予約を取る自信がない方(私・涙)は、こちらが賢明で気楽かと思います。

☆レストランHP☆
(「Reservations」というところをクリックしてください。予約フォームが開きます。)

「Hello!」と笑顔で挨拶し、自分が誰で、何時に予約しているかを告げると、最高の笑顔と立ち振る舞いの店員さんがお席にご案内くださいます。
何かしていただいたら、その度に笑顔で「Thank you」といって間違いありません。

お席に着くと、ドリンクメニューとお料理のメニューが渡されます。

私たちの今日の目的は、このお店の名物

ローストビーフ!!

しかし、メニューにはローストビーフとは書かれていません。THE無常。

私たちも戸惑ってしまい、店員さんに
「Which one is your famous roast beef?」と聞いた所、これですと言われました。

シンプソンズのメニュー

私達は、初めにワインとスープも注文しました。
(スープは「Starter」という項目にあります。)

スープは「ポテトとリーキのスープ」。
中を生状態に揚げたエッグとチャイブ?が乗ったスープのお皿が運ばれてきて、緑のスープ液が注がれました。

主人は無類のスープ好きなので迷わずこれを頼んでいましたが、今までのイギリス食事の経験から、私は「スープ(スターター)まで頼んじゃうとお腹いっぱいコースかなぁ~」と思いつつも、雰囲気にのまれ、頼んでしまいました(またか!汗)。
そしてもちろん、これまた予想を裏切らない量っ!(多!!)

こちらのレストランは「British classics perfected since 1828」とうたわれております。
1828年からの英国の昔ながらの完全(を再現している)=老舗」ということは、昔からこの量なのかっ(そこ?汗)。イギリスでお食事を頼むときには、どれも出てくる量や大きさは日本の2~3倍と思っていれば間違いないです(汗)。

雰囲気にのまれてしまう人(私)、日本人的に空気を読もうとして頼まないといけない気になって頼んでしまう人(私)もいるかもしれません。が、
私たちが食べている間に、来店・着席されたフランス人っぽい若い男性(常連の有名人?風のオーラ出てました)は、コーラ(瓶)2本と有名ローストビーフだけさっと食べて出ていかれました。
それでも全く問題ない感じでした。

ささっ。
いよいよ参りましたよ~~~~!!!

THE ローストビーフっ

ローストビーフ
(カメラ目線、まことにありがとうございます~!)

そうなんです、塊をワゴン(英:Trolley トローリー)で運んできて、目の前でカットしてくださいます!。

間違いなく美味しいでしょ、そのお肉~~~!!

メニューにもありましたように「28日間おき熟成させたスコットランド牛のリブ肉
活字に起こしても勢いを感じるわあぁぁ。

サーブしてくださる際に、
ホースラディッシュはいりますか。」と聞かれますが、
ホースラディッシュとは西洋わさびで肉の油の重みを消してくれる感じでとてもおいしいです。
グレィビーソースはかけますか。」and かける場合には「いいところで止めてください」といってサーブして下さいます。
「しきたりですか!??」というくらいの勢いで、「ローストビーフにはホースラディッシュとグレィビーソース。」なのです。(各々スーパーにも普通に売られています。)

お願いしたいときには「Yes, please」もしくは「Sure(もちろん)」といえばOkay!

つけあわせとローストビーフ

じゃーーーーんっっ!
美味しすぎます(滝涙)。感謝の合掌~~~

イギリスでは、普段日曜にはローストビーフを食べる習慣(毎週ではないです)があります。
( ☆イギリスのローストビーフについての過去記事☆ )

本来なら付け合わせも一皿に盛られてきますが、さすが老舗別のお皿でサーブされてきたのがこちら。

このヨークシャプディングとローストされたポテトがとても美味しい!!!
ヨークシャプディングはほんのりバターを感じ、ポテトはカリっほこ(ハート)

しかーーーし!スープの呪いっ。
ポテトは完食できず(滝涙)。

途中、店員さんがこちらのお食事進捗を確認したり御用を聞きに来てくださいますが、
その時には「Really good. Thank you.」と答えれば大丈夫です。
☆レストランでのやり取りの過去記事☆

最後は、満腹で私はコーヒーで終了。
そして、お会計。

お会計はテーブルにて。
店員さんと目を合わせて、左の手のひらに「レ」を書くことが「お会計お願いします」というサインです。
間違ってもここで、大きな声で「Exuse me!」と大きな声で呼びつける事は避けてください。イギリスではマナー違反な行動です(↑のレストランでのやり取りの過去記事をご参照ください。)

お会計を待っている間にサーブされたマカデミアンナッツ入りチョコレート。(二人分乗っていましたが、一つ、私がたべちゃいました。美味しかった~(はーと))
プレートにはお店のシンボルマークがデザインされていました。

そういえば、途中、お店の方が、
「どうしてこのお店を知られたのですか?」と聞かれ、夫が
「世界中で有名ですよ。コナンドイルも通われていましたよね」と応えると、コナンドイルだけでなく、かの、チャーチル首相も通われていたとか。

あらためて、格式高すぎる(汗)

突然ですが、ここで服装について。

お店のホームページではドレスコードは「Smart casual」とされています。
男性は最低でも襟のついたシャツを守る事。短パン・Tシャツ・サンダル禁止。女性はおしゃれならOK(それが一番難しい・汗)

ちなみに、時間がたつにつれて現地の方や日本人以外の方々が増えていきましたが、私たちが入店した際には、日本人率が7割でした(笑)。イギリスらしいもの、を、代表するレストランなのだと思います。
ちなみに、接待らしき日本人テーブルもありました。

とにかく、最低限のお食事マナーを守り笑顔でありがとう、そして、美味しく食べる!
これにつきます!!

本当においしゅうございました。

イギリスにも、美味しいものが確実にあるっ、心の中で叫びながら、帰路につきました。

Posted by まゆ


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