文明の利器
とうとう洗濯機が壊れました・・・・。
モーターのせいか、ドラムが回らなくなったのです。
そうなると、もう脱水すらかけられなくなり、ただ水が溜まってうんうん唸るだけの箱に成り果ててしまいました・・・。
洗濯機の寿命って、7年くらいだそうですが、うちのは9年目ですので、よく働いてくれた方だと思います。
全自動洗濯機って、信じられないくらい楽ですよね・・・。
壊れると、その便利さが切々と感じられるというか・・・。
壊れたその日の夕食後、家人と一緒に某大手電機店に下見に出かけましたら、丁度20日までのセール中。
ぎりぎり今日までセール中とは超ラッキー!!
もうここで今買うしかない!と思い決めました。
しかし、閉店時間を勘違いしていたので、実に閉店10分前に入店した私たち・・・。
ざらっと見て、お勧めのものを店員さんに聞き、多少の説明を聞き、
私 「じゃあ、このお勧めのやつ、ください。」
店員さん 「あ、実はそれ、入荷するまでに20日かかるんです・・・。大量仕入れするので、このお値段での提供ですから・・・。」
私 「20日ぁ?!??それは論外ですね。う~ん、じゃあ、他のお勧めは・・・。」
家人 「20日くらいいいじゃん。これの方がボタンが少なくて使いやすそうだ。」
私 「何を言っているの?!20日くらいいいじゃんとは何事?!その間の洗濯はどうするの?手伝ってくれるの?」
家人 「そんなことするわけないじゃん。(するわけないですって?!)でも、こっちの方が使いやすそう・・・。」
私 「使いやすさなんてこの際どれも似たようなもんよ!じゃあ、こっちの在庫のあるのください!」
と、商談成立まで約5分。
「結局オレ、いる必要なかったんじゃないか・・・。」
とブツブツ言う家人を尻目に、さくさくと書類を書いていきます。
・・・・。
しかし、お金を払う段になって店員さんが言うのには、
「実は、これ、お届けするのに5日かかるんですよ~。」
「なんですって?!明日とかじゃないの?!」
「・・・・。申し訳ありません。今、混んでいて・・・。ボーナスの時期が始まりますので、かなり商品も動いているんですよ・・・。」
結局、それでも20日待つよりはマシということで購入しましたが、今うちでは洗濯は手洗い・・・・。
手洗いはいいのですが、脱水機がないのが、梅雨のこの時期とっても困るんです。
手で絞っていたのでは、びちょびちょ状態なので、雨が降っていても軒先に干すしかありません。
水がぼたぼた落ちない程度に乾いたら、家の中に取り込んで、扇風機を回して乾かしています・・・・。
でないと、次の洗濯物が干せない・・・・。
この扇風機すらなかったらどうなるんだ・・・・。
どんだけ文明の利器に飼い慣らされているか実感しているこの頃です・・・。
冷蔵庫の危機
今年のお正月あたりから、冷蔵庫の様子がおかしいのです。
知人から譲っていただいたもので、購入してから10年くらい経っているので、おかしくなってもなんら不思議ではないのですが・・・。
冷凍庫から水がどばどば落ちてきて、下のチルド室が水浸しになるのです。
冬の間はそれでもそんなに激しい浸水じゃなかったのですが、暖かくなってきたこのごろ、水の量がだんだん多くなってきて、近頃なんだか破滅的になってきたかな・・・?とも感じます。
家人に告げると、
「じゃあ、ちょっと見てやるから」
と言いますが、見てもらうと、下手すりゃもっと悪い状態になるかも(すご~く失礼)・・・とりあえず今は冷えているし・・・とか思うと
「いや、いいから!見なくていいから!」
と激しく断ってみたり、
「やっぱり、電気屋さんに見てもらおうか・・・。」
などと迷いが生じると、
「そうしたら、買うことになるぜ。きっとなるぜ。」
と家人が脅し、
「そ、それは嫌~!!」
このまま黙って遠巻きにしていれば、なんとなく夏くらいは越せないかな~と、決断を先延ばしにしています・・・。
多分買い換えた方が電気代も節約できる・・・とはわかっているのですが・・・。
2006年5月25日
ハリー・ポッター発売日
今日はハリー・ポッターの発売日でした。
一応、一巻から読んでいた手前、予約なしとはいえ、発売日の朝に買いに行ってきました
予約しなくても本屋さんは沢山仕入れているので、特に心配もしていませんでしたが、それでも拍子抜けなくらいあっさり買えました。
とはいえさすがに発売日なので、レジの中の販売員さんはみんな例の帽子をかぶらされていました。六巻のカバーの色である、若草色とターコイズの中間くらいの色の紙帽子です。
ハリポタの六巻を持ってうろうろしている子供、ないしは大人なんて全然いませんから、ものすご~く浮いていましたが・・・。
「どうですか、今日は?」
多少ウキウキしていた私は、うっかりこう聞いてしまったのですが、中年の女性店員さんは(疲れているのか)またバカな客がきたと言わんばかりにジロリと私を見て、
「は?今日はいつもより1時間早い開店でしたけど?」
と木で鼻をくくったような答え。
それでもめげずに
「いえ、今日発売日だったじゃないですか誰か並んだりしてました?」
店員さんは、こいつほんまにしみじみアホやな・・・と言わんばかりの目で私を睨めつけたあげく、
「いえ、別にそんなことなかったです」
と一蹴。
「そ、そうですか・・・」
とぼとぼと帰ってきた私でした・・・。
二巻発売のころなんて、予約してたものまで間違えて売られちゃった人も出てきて、次の入荷まで二週間待てなんて言われて、「許せないでしょ」とか友人に詰め寄られ、「ゆ、許せませんとも」と熱く同意した日々も遠く・・・。
そんなこんなも懐かしい普通の発売日になっちゃったな~・・・。
ダブルショック
SF作家、翻訳家の野田昌宏先生が亡くなったということで、大ショックを受けていたら、小説家の氷室冴子さんも亡くなられたという知らせが・・・・。
ダブルショックです・・・・。
野田先生は74歳というお年ですが、まだまだお仕事していただきたかった・・・。
野田先生の翻訳でSF読んでいた世代には衝撃ですね・・・・。
最近、「キャプテンフューチャー」が再販されて、しかも売れている様子だったので、懐かしく感じていましたが、亡くなられたなんて・・・。
昔の翻訳の文章って、やはり最近のものより、なんというか含蓄と気品があって、人物もなんとなくおおらかで、読むと「もはやこうは書けないよね~・・・。」などと、うっとりしながら読んだりもするのですが・・・。
翻訳者によって、登場人物のキャラクターまで変わってしまうので、(ホームズなどを違う翻訳で読むとよくわかりますよね)翻訳者の与える影響って、意外と大きいと思うのです。
しかし、野田先生の74歳とくらべて、氷室さんはまだ51歳ということ・・・。
ちょっと早すぎますね・・・・。
大変残念です・・・。
ご冥福をお祈り申し上げます。
2008年6月7日