幸せで楽しい日本に|健康的な生活にするなら「幸せビーム」から!

【蒲郡観光】人気の竹島ファンタジー館へ!貝でできた竜宮城!

3日間晴天が続き、盛大に盛り上がった浜松祭りの間、おはやしや練りをよそに聞きながら、これまで出来なかった仕事を家の中でしておりました。

しかし、それもイヤになってきたので、5日にはついに外に出ました。
といっても、浜松祭り一色の市内ではなく、近郊の蒲郡と西尾に行って参りました。

遠州や愛知あたりの人でないと、蒲郡がどこにあるのかご存じないと思います。
浜松と名古屋の中間あたりにある海沿いの町で、比較的最近「ラグーナ蒲郡」というテーマパークも作られました。

はっきり言って、「がまごおり」という響きも、西国生まれの私にはとっても変な地名に聞こえます。いったい「がまごおり」って、どんなん・・・?

そして私は以前、蒲郡を家人と通りかかったとき、ちょっと気になった看板があったのです。
なんということもない橋のたもとに、
「ファンタジー館」
という看板がぽつねんとあったのです。

「ファンタジー」って、一体なに??
何がどういうファンタジーなのか、その看板からはサッパリわかりません!
多少古そうな看板なので、今やっているのかどうなのかもわかりません・・・!
ちょっと知るのが怖い気もします・・・。・・・・。

蒲郡競艇があるとはいえ、駅前に続くシャッター街からして、蒲郡もちょっと斜陽の感は免れない雰囲気です。
そうであるがゆえに、「ファンタジー館」の様相は非常に気になります。

その時は時間がなく、その看板を確かめることもできなかったのですが、今回、やっとそこに行ってみることになりました。

通りを曲がってファンタジー館の敷地に近づくと、おお!やってます!ちゃんと!
観光バスが停まる停車場まで完備してあります!!

しかし・・・、しかしなんだか非常に微妙な看板で、怪しい雰囲気がぎゅんぎゅんします・・・・。

その2

ファンタジー館の入り口です。
貝が一面にびっしり埋め込んであります。

昭和30~40年代の雰囲気です。
でもちゃんと営業していて、私たち以外にもお客さんもいます!!

入場料は700円で、ちょっと高いと思いましたが、入ってみることにしました。

その3

入ってみると、貝、貝、貝の嵐です・・・・。
通路の下もガラス張りになっていて、貝がびっしり埋め込んであります!!

これって、貝で作った花なんだそうですが、台座の上でぐるぐる回っております!!

その4

これ、結構気に入ったのですが、お茶目なイカです

周りに貝がびっしり埋め込んで造形されています・・・。

なにを考えているんだ~~~・・・。

その5

貝で作ったチューリップ・・・・?

激しく原色です!!

その6

貝で作った人魚なんかもあります!!

すごいファンタジーです!!

・・・ちょっと目がうつろで怖い・・・。
いや・・・うつろじゃなかったら、もっと怖いか・・・・。・・・。

これって、イカの作者と一緒なんでしょうかね~・・・。・・・。

その7

貝でできたトンネルです!!

赤い照明がついていて、ウニのランプがところどころに・・・。

足下もしっかり貝が・・・。・・・・。

ちょっとどうかしてます!!
この中を歩いていたら、頭がくらくらしてきました・・・。

その8

海底の珊瑚礁を模しているんでしょうか・・・?

くらげが飛んでます・・・。
・・・・。

その9

貝でできたドラゴン。

なかなか良くできています。
お客さんはこの前で写真を撮ったりしていました。

ドラゴンに適当にかけてある綿は、雲のつもり・・・??

その10

なぜかこの人魚だけが、ガラスの中に入っていました。他は出しっぱなしなのに!
どうしてなんだろう・・・・。
盗難をおそれて・・・・なわけないか・・・!!

それに、どうしてピンクの照明なんだろう・・・・。
謎は深まるばかりです・・・。

この人魚の周りに配してある魚は、どうやら貝ではなく、ぬいぐるみのようです。
どれも電線でつないであって、中の1匹だけがひれを動かしています!

・・・。

節電?
それとも、この魚だけが動けるのかな・・・?
昔は、みんな泳げたのかな・・・?

その11

貝で作った風車。

ぐるぐる回っております。

・・・・。

その12

そして、とうとう竜宮城の入り口が・・・?!

その13

この館のハイライト、竜宮城です

乙姫さまと、浦島太郎がぐるぐる回っております・・・!!

浦島太郎の音楽がエンドレスでかかっております!
これがファンタジーなんでしょうか!!

入り口近くには、「長寿の橋」と書かれた朱塗りの橋も用意してあります。
竜宮城のご加護もあるようです!

気になるのは、乙姫さまはすらりと背が高く超美人なのに、浦島太郎はとっても小さく作ってあるのです。
浦島太郎があんまりいい男だと、困るんでしょうね~。

ふっと想像したんですが、すらりと背の高いマネキン顔の浦島太郎が、乙姫さまと一緒に台座で回っている絵ヅラは、確かに今よりもっと、もっと奇怪です!!

乙姫さまとおつきの女官は頭部がマネキンなんでしょうかね~。
でも、衣装なども大変丁寧に作り込んであって、貝も埋めてあって、とっても豪華!
作った方はなかなかの方だと思うのです・・・。

例のピンクの人魚と乙姫さま、女官だけが他とテイスト違うんですよね・・・。
ゲストだろうか・・・。

その14

超美形の乙姫さま。
う、うつくしい・・・

その15

竜宮城に来たんですから、やっぱりお賽銭・・・

その16

そして、更なるクライマックスが!!

貝の滝です~~~!!

上の方に見えるのは弁天様だと思います。
渾身の造形です~~~!!

ちゃんと水も上からしゃばしゃば流れ落ちてきていて、ちょっと涼しい空間です。

「これが一番作りたかったんだぞ、きっと!」

と家人。

確かに、スゴイです。無闇にスゴイ。
貝で滝を作っちゃうという発想も、ほんとに一体どこから思いついたんでしょう~~~(>_<)

その17

弁天様のアップです。
巨大な龍もいます。

迫力満点です

その18

そんな荘厳な滝に、フカの滝のぼり。

・・・・。

なぜかを問うてはいけません。
いけませんが、しかし・・・しかし・・・

その19

弁天様の祠・・・?

ちょっと可愛い弁天様です。
やっぱりお賽銭。

その20

弁天様の後にも、だめ押しのように・・・。

貝のバースデーケーキ・・・じゃないと思うけど、やっぱりぐるぐる回っております!

その21

最後に、貝の至極まともな展示場が・・・。

アンモナイトなどの化石類の他、紫水晶などの巨大な原石もあります。
稀少な貝もガラスケースに入って飾ってあります。

これを見ると、このファンタジー館もなにやら崇高な目的で作られているような気もしてきます・・・。

やっぱり私としては、この館を作った人に大変興味がありますね・・・!!
ちょっと調べてみようかな~。
これだけの貝は、当時はそれほどではなくても、今となっては集められないものも沢山あると思うのです。

そういうものを展示するのに、ああいう形にしたというのは、一体どういう感覚なんでしょうか・・・。
名古屋?名古屋に近いから??!・・・というより、このあたりは三河文化圏なんでしょうか・・・。

ただ、ファンタジー館の近くには竹島という観光地もあって、人も沢山集まってきます。
竹島に行ったついでにこの館に来ているんでしょうね、みなさん。

とにかく、不思議な不思議な空間でした。
もう死に絶えたかと思われた昭和40年代が現役です!!

ここにまだ人がやってくるのがスゴイ
というか、結構隠れた名所なのかも・・・・??

お蔭様で、非常に、非常に充実した半日でした

この後家人と私はぐったり疲れてしまい、近くのお店に入って天ぷら定食などいただきました。

竹島ファンタジー館の公式ホームページ:http://www.fantasykan.jp/

浜松市在住 東風 佳代子浜松 東風 佳代子


コメントをお願いします。




 


同ジャンル関連ページ