面白いドラマ
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真田太平記
最近、ツタヤで昔のドラマのDVDを見つけました。
「真田太平記」NHK大河ドラマで、「いのち」など現代物を放送していた頃、、水曜日のドラマを大河的に充実させていた時期があり、その時作られたものです。
昭和60年です。原作は池波正太郎。
今までこのDVDを見かけたことがなかったので、「おお!」と思い、嬉しく借りてきました。
実は、このドラマ、家人が大好きなのです。私はドラマの方は全く見ていませんでした。
池波正太郎にはまっていたころ、原作本はちょろっと読み始めてみたことがあったのですが、池波作品って、ちょっと独特のクセがありますよね…。
大河的なものは吉川英治とか山岡荘八を読み慣れていたので、イマイチ世界に入っていけず、そのまま放置してしまった過去があります。
若かったからでしょうか~。今は平気かもしれませんね。(笑)
鬼平は大丈夫だったんですけどね!
このドラマ、真田兄弟の少年時代から大阪夏の陣までを描いているそうなのですが、真田幸村を草刈正雄、兄の真田信之を渡瀬恒彦、知謀に長けた父真田昌幸を丹波哲郎、その他もろもろ超豪華キャスト!
まだ8話くらいまでしか見ていないのですが、中村梅之介の徳川家康、まったりとしてるのに、目が怖くて~…!なるほど~家康はこうでなくちゃね~と思わせます!
幸村役の草刈正雄も、溌剌とした美青年で、感受性豊かに描かれていて、成長が楽しみですね~。睫毛長いし!!
真田兄弟と従兄弟だったが、実は異腹の兄弟とわかった角兵衛を榎本孝明が演じていて、これがあぶない人なんですが、ちょっと狂的な演技が実に鬼気迫る美青年ぶりで、ほんと目の保養ですわ~。
殆ど男しか出てこないドラマなんですが、かなり華やか!(笑)
8話あたりは、後の猿飛佐助が生まれたころで、真田のことはそれほど詳しくない私には新鮮!!
まあ、ちょっと年末で忙しくなるのでこの先はぼちぼち見ようかなという感じです。
でも、昔の大河で名作とされているものは、やはり見応えありますね~。
画面も、お城などCG?や特撮が使われていて、これも結構見ていると面白いんですよね。
予算が少ないけれど、工夫が凝らされていて、やはり脚本(金子成人ですからね~~)も言うまでもなく素晴らしいし、役者さんの演技に見とれますね。
西国に住んでいた頃は、、真田の庄ってどこにあるの?どっか真ん中へんかな?状態でしたが、遠州からだとそれほど遠くないんですよね。
上田も通りかかったことがあるし、上杉武田真田の絡むあたり、あのへんかな~?と思えたり、なかなか嬉しいです。
そうそう、西国にいたころは、飛騨がどこにあるのかも判然としなかったものです…。
脳内の地図って、かなり空白がありますよね…。(笑)
このごろは、中部がなんとなく埋まってきて、例えば岐阜がどんなところかもおぼろげにわかってきたけど、東北あたりは、いまだ空白地帯です。
2010年12月18日
大江戸捜査網エンディング
このごろ、ふと気付いたら、日曜日にBSジャパンで「大江戸捜査網」をやっているんですよね!
私の記憶の中では、「大江戸捜査網」の主人公は里見浩太朗でキマリなんですが、そのもっと前、杉良太郎が主役の第3シリーズの最初のころをやっているようです。
最後の方をちょろっと観て、エンディングを見たのですが、そのエンディング、くの一は出る、無闇やたらに爆発炎上、スピード感のある殺陣、なぜか杉良太郎が馬車に乗って突っ走っているし…。
刺激的な映像が、これでもかというくらい詰め込まれていて…。
よく考えてみると、江戸時代に馬車??…はいくらなんでも変なんですが、でも、なんだかやたらに面白そうなんですよね…!
こんなに何でもありだったのかあ?とびっくりです!
時代劇にもエネルギーがあったころですよね。
あと、杉良太郎は、里見浩太朗と比べるとワイルドなので、彼のキャラクターに合っているスタイルなのかもしれませんね。
このシリーズを見ていったら、そのうち里見浩太朗に主役が変わるんでしょうか。
しばらくやってくれるのかな?…、録画して観ようかな~…、と思うこのごろです。
「死して屍拾う者なし…」が、なんだかやたらにかっこよく感じて、観ていた大人の世界でした…。
でも、これって、今考えると、私設警察みたいなもの?
必殺仕事人もそうですが、結構設定がアブナイですよね、時代劇って。(笑)
2010年7月26日
人形劇三銃士
NHKで、人形劇の「三銃士」を放送しています。
かなりいい出来で、毎回楽しみに観ています。
NHKの人形劇といえば定評があり、私は「新八犬伝」に最もはまり、放送が終わってから原作を岩波文庫で買い集め、古文に苦労しながら読んだものです。
しかし、「新八犬伝」ではヒロインといえる存在感の浜路が、原作では冒頭近くで死んでしまうので大ショック!!
そのあとモチベーションがきりもみ急降下したのを憶えています。
次の作品の「紅孔雀」も、アステカなどが出てきて、ワールドワイドで、面白かったですよね~。
今回の人形劇の脚本は三谷幸喜さんで、なかなか面白く出来ています。
主人公ダルタニアンの思い人コンスタンスは、原作では人妻です。
つまり不倫なのですが、通常アニメや映画などではそのあたりぼかしてあります。
しかし、この作品ではしっかり人妻という設定でいっています!いや~、びっくりしました!
…子供が観るものなのに、大丈夫なんだろうか…と思いつつ、三谷さんがこのあたりどうさばくかもちょっと興味がありますね。
このヒロイン、コンスタンスの運命も、原作では波瀾がありますが、一体どうするのか、三谷さん…。
現在は週一回金曜日の放送ですが、11月20日あたりから一挙再放送を深夜にするようですので、見ていなかった最初の方が見られると楽しみにしています。
人形の造型は、今回も素晴らしく、特に主人公ダルタニアンの宿敵ロシュフォール様が超絶品!!
くらくらするほどステキです!何でもいいから出てきてくれないかと見ています。
リシュリュー枢機卿猊下も芸術的!!
昔、「新八犬伝」の玉梓が怨霊も本当~~に怖くてうっとりしましたが、子供の見るものでは、悪役は非常に大切ですね。
なんで同じ顔の人形の筈なのにこんなに表情が出るのか…と不思議がりながら見ています。
2009年11月13日
白洲次郎が思ったよりよかった!!
昨日某放送局で「白洲次郎」を放送しましたが、これが思ったよりよかった!!
・・・などと言っては某局に失礼かもしれませんが、ほんと、全然期待してませんでした。
というか、見る予定すらなかったんです。
某局のドラマ、時々私の苦手な味があるものですから・・・。
でも、ちらっと見始めたら、とにかく画面が凄い。かなり作り込んであって、映画並みにお金も時間も情熱もかけてある感じがぎゅんぎゅんしてきて、ついつい見入ってしまいました。
「白洲次郎のイギリス帰りという設定はよく生かされているけど、もっと日本人としての姿というものが描かれていいはずだよな~」
と家人。
当然後半はそういうことが全面に出なければならない展開。
どう描くのか楽しみですね。確かにもうちょっと前振りあってもいいかな・・・ですけど、ここまで描いてあれば今のところかなりいい線じゃないかと。
・・・ちょっとスタイリッシュすぎるかな・・・という感じもしますが、白洲夫妻はたしかに画面にするとこういうのもいいんじゃないかと・・・。
単純に見て嬉しいですね~!
年末放送の予定の「坂の上の雲」も、もうちょっと期待してみようかな・・・。
2009年3月1日
NHKの朝ドラ
ご無沙汰しております・・・!
多少ばたばたしておりまして、ブログの更新が間遠になっておりますが、元気にしております。
秋の番組改編で、新しいNHKの朝ドラが始まりましたが、今回はなかなか面白く見ています。
前回などは、主役が若くて綺麗な女優さんなのはよかったのかもしれませんが、いまいち(というか、かなり)話について行けず、それなのに視聴率はいいらしく、大変困惑しておりましたが、(いや・・・私が困惑したってどうということはないのですが・・・)今回はさすがに主演藤原直美らしく、毎回大変面白く見ています。
前回のドラマは、脚本がこなれていないというか、主人公が何をしたいのかがさっぱりよくわからず、当時の法律もきちんと調べていないような痕跡もあり、いくらなんでもひどいと思っていました。
視聴率がよかったのは、ひとえに主役の女の子が若い人に人気があったからに他ならないと思っていますが、そんなドラマを作っていていいのか、大変疑問に感じます。
今度のデジタル化を機会に、テレビなしの生活に突入するのもよいのかも、と思います。
木曜時代劇の「風の果て」
それと今、NHKの木曜時代劇は、藤沢周平の「風の果て」を放送しています。
実は、数ヶ月前まで、BSで藤沢周平原作の「清左ェ門残日録」を放映しており、これが実に良かったのです・・・!
平成5年に放送されたものの再放送ですから、ほんとに懐かしかったのですが、あまりテレビを見なかった私が、本放送のとき、これだけはしっかり見ていたのを思い出します。
今見ても出色の出来で、仲代達也の隠居したばかりの元用人の、ちょっとぎらっとしたところの残ったキャラクターや、親友の財津一郎との関係もぐっとくるものがあって、楽しみに観ました。
今思うと、あれは配役がよかったのかな~・・・。
今放送中の「風の果て」も、同じ藤沢原作ですが、見逃してはならん!!・・・とまでは思えず・・・。
そこそこに面白いし、主役は佐藤浩市でまあ悪くないと思えるのですけれど・・・。
でも、佐藤浩市・・・う~ん・・・・。どうもあんまり着物が似合わない・・・?
存在感も現代劇ほどには感じられません。
作品自体もちょっと内容が暗いというか・・・。
仲代達也が隠居ながら藩の裏事情にからんで、色々立ち回るのですが、やはり所作など本当に格好いいのです。
第一、走る時に肩が動かない!!
なんば走りというのでしょうか、体を低くして上半身を動かさずにさささっと走るのですが、実に二本差しに合っているのですよ~。
男はこうでなきゃ~~~!とまで思えるかっこよさなのですよ~~!
このごろテレビを見ていて、若い役者さんがあの走り方とか歩き方ができないんですよね。
もう、どんなにハンサムでも、所作がダメだとほんとにがっくりきますね・・・。
西洋人のマネをしても、西洋人にはなりきれないのですから、もうちょっと日本の伝統的なものに目を向けて、そこに男らしさを発掘していって欲しいと思うのは私だけなんでしょうか・・・・。
佐藤浩市も着物の所作ができているとは言い難いところがあって、そうするとどういうわけかかっこよく見えないんですよね・・・。
遺伝子に刻まれているんでしょうか・・・。
「ちりとてちん」のこと
10月から始まったNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」、これ、面白いですわ!!
前回の「どんど晴れ」は、主役の女の子が綺麗ではありましたが、見ていて「?!?」・・・な展開が多く、ちょっとストレス溜り気味だったのですが、今回のはいい!!
落語家に成長していく女の子の話ですが、脚本も演出も、よく作り込んであります。
エピソードも細かいし、表情のニュアンスで語る場面も多いので、よく見ていないと色々見逃してしまいます。
主演は貫地谷しほりちゃんで、今年の大河ドラマで勘助の恋人役で話題になった子です。
あの時もうまいな~と思いましたが、朝ドラもよいです。先が楽しみですね。
それにしても、関東と関西、いつも関西の方が面白いのはどうしてなんだろう・・・。
ドラマに賭けてるスタッフの情熱まで違って見えるのはなんで?!
面白くなかった前回のドラマについて、色々言いたいことはあったのですが、新しいものが始まって、それが面白かったりすると、どうでもいいものは本当に忘れていきますね。
こわいくらいです・・・。
2007年11月17日
大河ドラマ「風林火山」は面白い!
今年の大河ドラマ、なかなか面白いな~と思って、はまっています。
一時期大河を見なかったのですが、一昨年あたりから、心の中で突っ込みを入れながらまた見始めておりました。
歴史上のドラマを、現代に置き換えて解釈するのが最近の流行のようで、去年など脚本に年号すら入れられない脚本家によるものだったからなのかどうか、毎回眠気を催したり、脱力気味の展開でしたが、一応なんとか最後まで見ました。
今年の予告を見たとき、「画面がかなり地味だな~・・・」と思ったのですが、始まってびっくり。
脚本が幼稚園児対象と50歳代対象くらい、ここ数年のものと差があるように思います。
よくできている。
久しぶりに戦国って感じです。
あくまで「今のところは」・・・ですが。
とはいえ、逆に片手間に見ていたり、戦国時代に興味の薄い方だったりすると、登場人物が多い上に似たようなおじさんばっかりだったりするし、敵と味方がよくわからなかったり、話についていけなくて苦情も出る可能性もありますが、しかし、頑張ったな~と、感心しております。
主役の内野さんも、今まで比較的スルーしていましたが、色っぽく見えてきました!
脚本家の大森さん、今までノーマークだったけど、ちょっとファンになろうかと。
浜松は武田に侵略された側なので、どうもあんまり武田に親近感はないみたいです。
私はといえば、西国人にとっては武田なんて、遠くてあまり関係ない人でした・・・。
騎馬軍団はかっこいいけど、通りすがりの人、という感じ・・・。
でも、このあたりには武田関係の逸話や土地も沢山あるんですよね。
これを機会に武田を勉強してみてもよいかも・・・
やればできるじゃん、N○K(かなり高飛車ですみません。でも実感なんですよ~~・・・)
ところで、大河といえば、今度「坂の上の雲」を制作するとぶちあげてしまったN○Kですが、今回の大河を見る限り、ちょっとは・・・ちょっとは期待したいですね。
でも半分は、やめた方がいいんじゃ・・・というか、やめてくれ~~~とも思っていますが・・・。
戦闘シーンはCGでできるようになったし、あとは脚本がちゃんとできるかという問題ですね~。
日露戦争をN○Kなんか(「なんか」とは失礼ですが、でもそう言われても仕方ないよね・・・)がまともに扱えるかということになると、非常に心配な面が多々ありますが・・・。
ファンが大変多い作品だけに、取り扱いには要注意ですよ。
大丈夫かN○K!!
ここで踏ん張ってくださいよ、N○K!!
と、一応エールを送っておきます。
2007年1月24日
昨日の大河
毎回日曜日の大河ドラマを楽しみにしていますが、先週から駿河の今川義元が出てきています。
今川義元、よいですわ~。
遠州に来るまでは今川は遠い人で、義元に関しては、歴史小説で読んだ程度の知識しかありませんでした。
かなりしたたかな人で、雅に憧れ身を滅ぼしたらしい・・・、というレベルの認識です。
今回、「ああ、もとお坊様だったのか~。公家の血が入っていたのか~。」と色々と学びました。
この大河善元、美僧だし、とっても性格悪そうだし、はんなりしていてみやび度も高いし、大変お気に入りです。
役者の谷原さん、他のドラマにも出てらして、そこではかなりのバカ夫ぶりのようで、楽しみな方です。
それにしても、大事な信玄役の役者さん、ひとり歌舞伎の世界で演技していて、浮きまくっているように見えます。
「ははあ、これだから勘助が惚れたのね~」と思えるようなものがもうちょっとあると嬉しいんだけどな~・・・・。
なんだか、あっけらかんとしすぎていて・・・。
歌舞伎役者がテレビで芝居するというのは、すご~く難しいんでしょうね~。舞台で見るなら問題ないんでしょうけれど・・・。
ヅカ出身の女優さんがどうしても大味に見えてしまうのと一緒かも・・・。
お願いだから、もうちょっと、もうちょっと何とかなってください~~~。
2007年2月5日
中村雅俊主演のドラマ・次郎長背負い富士
NHKで、毎週木曜日に山本一力さんの原作で「次郎長背負い富士」が始まりました。
いつもならスルーしてしまうタイプの番組なのですが、いまや静岡県に住む身としては、頑張って次郎長の情報を仕入れなければなりません
真ん中あたりは見られませんでしたが、始めと最後は見ました!
次郎長を若い役者さんが演っていて、なかなかハンサムさんでしたが、最後にイキナリ中村雅俊に代わったのにはびっくりしました。
それから、最近の若い役者さんは、恐ろしいほど着物が似合いませんね・・・。
「タイガー&ドラゴン」で長瀬くんや岡田くんの着物姿を見た時に衝撃を感じたのですが、ほんとに、ほんとに、ほとんど犯罪的なまでに、似合わない
これって、着付ける時になんとかする、とかいうレベルではないんでしょうね・・・。
もう、腰が決まっていないので、ものすごくへなちょこに見えるんですね・・・。
あと、肉のつき方がまずい、ないしは肉がなさすぎるのがまずいんでしょうか・・・。
なんというか、着こなしの美しさという感覚が全くなくて、所作も粗野だし、これって、やっぱり、文化の貧困化という意味では、少子化問題と同じくらい、まずいことなんじゃないかと思います・・・。
役者さんに踊りの所作とか教えれば、もう少し何とかなるんでしょうか・・・。
とはいえ、お話はなかなか面白かったので、これからが楽しみですが、中村雅俊の年齢が行き過ぎているのがちょっと気にかかるところです・・・。
中村雅俊が好きか嫌いかという問題ではなく、単に見ててあんまり嬉しくないというか・・・。
そりゃあ次郎長は侠客としては珍しく長生きするそうですが・・・。
録画し忘れた!!
先週から始まった「次郎長背負い富士」、夜に出かけたので、録画するのを忘れてしまいました・・・!!
ショックです・・・・!!
帯ドラマを見る習慣がないと、こういうポカをしてしまいます・・・。
2006-06-09
次郎長背負い富士
昨日はなんとか「次郎長背負い富士」を見ました!
「ヤクザの世界はこんなきれい事じゃな~い次郎長は死ぬ前だけいい人になったけど、ずっと悪人だったんだぞ~!」
と、「遠州侠客伝」のファンである家人がさかんに言っていましたが、それはさておき、やっぱり中村雅俊さんがやってると、悪人には見えませんよね・・・。
昨日は、山本太郎くん扮する森の石松も出てきていました。
確かに早死にしそうな性格です
2006-06-30
石松代参
お盆に張り切りすぎて、ちょっとした燃え尽き現象を迎えております
でも、今日は32度くらいまでしか気温が上がらず、とっても過ごしやすかったです
32度で涼しがっている自分がちょっと悲しいですが・・・。
それはともかく、昨日はNHKの「次郎長背負い富士」を見ました。
しょっちゅう見るのを忘れてしまっていたのですが、今回は「石松代参」ですからはずせません。
見られて、まあ、一応よかったです。
しかし、しかし、やっぱり相当微妙な内容でした~~・・・。
次郎長の代わりに四国の金比羅山に石松がお参りし、その帰りに都鳥三兄弟にだまされて、可愛そうに石松は殺されてしまうんですが、まずもって、有名な三十石船の「スシ食いねえ」のシーンが全くカットされていました!
これは問題でしょう
それに、これも仕方のないことでしょうが、金比羅山でのロケも一切なし
金比羅山の適当な映像とナレーションですまされてしまいました
まあ、金比羅山のことや船のシーンは、予算の問題ですから、仕方ないとしましょう。
(これ意外にも、石松や他の子分の道中を同じ日に同じところで撮ったのがまるわかりのシーンとか、その他もろもろあるんですが・・。)
そして、一番がっくりきたのが、一応遠州ゆかりの小松村の七五郎は出てきて石松をかばってくれたものの、有名な七五郎親分の女房の威勢のいい啖呵も一切ナシ
これは非常にがっかりしました
やっぱり、侠客ものなんですから、出入りと啖呵は沢山あってしかるべきでしょう
それを楽しみに観ているのに・・・。
筋なんかわかりきっているものを何で観るのかといえば、こういう出入りとか、啖呵とか見てすっきりしたいからじゃあありませんか~
残りもわずかですが、う~~ん・・・。
楽しみにしていらっしゃる方には申し訳ないですが、やはりもうちょっと何とかしてほしかったですね~・・・。
2006-07-28