【遠州の常識】遠州のからっ風と車のドアの話|風向きに注意!
日本海からの風
それにしても寒いですね!!
今日天気予報を見ていたら、遠州のからっ風の話をしていました。
冬は日本海から風がびゅーびゅー吹き込むのだそうですけれど、静岡や掛川あたりは背後に山があるので、そこで風がせき止められて町まで届かないのですって。
でも、浜松は、浜名湖があって障害物がないものだから、びしばし風がやってくるんだそうです。
遠州のからっ風は、東北から来た方にも「こっちの方が寒い」と言わせるほどの痛烈さですが、まさかこの風、日本海から来ているとは初めて知りました!!
よく考えると当たり前なのかもしれませんけれども、随分遠くから来ているんですねえ~。
そうすると、富山あたりの風なんでしょうか…。寒くて当然ですよね…。
富山は一度行ってみたいアコガレの土地の一つですが、今は大雪で大変そうです…。どうかお大事に…。
2012年1月27日
遠州のからっ風…恐ろしい
「浜松ってそんなにおかしいのか」
という話を浜子さんから言われましたが、おかしいです!!(きっぱり)
というか面白いです!!
浜子さんは根っからの浜松っ子とおっしゃってますが、浜松って、生まれてから死ぬまで
浜松で暮らすって方、多いですよね。
経済的にも自立した町だし、気候温暖で住みやすいし・・・。
他の土地から来ると、よっくわかることもあるんですよ~~。
とってもいい面がたくさんありますよね!!
でも、まあ、あの「遠州のからっ風」だけはカンベンしてほしいですが・・・。
このからっ風で、浜松では車のドアが吹っ飛ぶことがあると聞いて、
本当にびっくりしました。
天竜川の土手で、風が強い日に車から出た時、家人が
「おいおい、車のドアをそんなに開けちゃ駄目じゃないか!」
と強く言ったのです。
「車のドアが風で逆に折れるから」
と言うんですね。
「は・・・・????」
最初は冗談だと思い、何度も聞き返してしまいました。
しかし、家人は大まじめです。
うっそ~~~!
風で車のドアが折れ曲がる!!
そんなことが!!!
マジで言っているんすか?!?マジで??
そんなこと、西国ではイヤ東国でも見たことも聞いたこともありませんよ~~!
それからしばらくは、
「ドアが吹っ飛ぶ」ことに感動しきりでした・・・!!
こんな風に、浜松って、面白いことがたくさんあって、毎日楽しいです
遠州のからっ風 後日譚
遠州のからっ風が車のドアを吹っ飛ばすことを、遠州人の従姉T子嬢に熱く語ったら、色んな話を集めてくれました。
一、T子嬢のお父様も根っからの遠州人です。
T子嬢が、からっ風と車のドアのことを聞くと、
「そうだよ。父さんも駐車場では、風上を頭にして、風下をお尻にしてる車の隣りに停めるよ。
逆向きに停めてある車の横では、相手が出入りする時に風の影響で、ドアが開き過ぎて自分の車を傷付けられる恐れがあるからな」
と、いかにも遠州では常識みたいな言い方をしてらしたそうです。
な、なんて用心深い
駐車する際にも、風上と風下は常に把握しておくのが真の遠州人
西も東も南も北もまったく解らなくなる私には到達できない境地であると思われます
しかし、そんなことも言ってられない次のような話も・・・。
二、T子嬢の夫の目撃談
とあるホームセンターでの話だそうです。
新車っぽい車を駐車してあった女子の隣に、子連れファミリーカーがやって来ました。
ファミリーカーから子供が降り立った瞬間、その子供が開けたドアに風が手伝い、隣の新車同様の車のドアをへこませてしまいました
…がそのファミリーの父チャンは「御免よ~」の一言を残し、一家は店の中へ消えて行ってしまいました。
泣きそうな顔をしたまま女子は固まっていたそうな・・・。
恐怖の実話です!!
これって、これって、よくあることなの??!
「御免よ~」ってあんた!!!(失礼)
でも、確かに車で買い物なんか行くと、風でドアが持ってかれて、あわや隣の車のドアにぶつけそうになったことは何度かありますね・・・。
ドアも支えながら荷物も持って車の出入りをしなくてはならないので、かなり大変・・・。
車が主役の浜松においては、駐車の時の風向きにも絶対注意すべし、という教訓でした・・・。