浜松県
家人と話していてよく感じることは、浜松を含む遠州と、県庁所在地あたりの駿河、伊豆を峻別していることです。
たとえば、
「黒はんぺんって、このへんのもの?(静岡県?というくらいの意味)」
というと、
「駿河あたりだろうな~。多分。」
という返事。
明治時代に廃藩置県になったころは、浜松は「浜松県」だったそうなんです。
しかし、今でも家人は「浜松県」だと思っているフシがあります
でも、こういうのって、私の生まれの西国あたりにもあることで、昔違う藩だったところ同士は互いにバカにしあっていたり、一時期住んでいた岡山なんて、岡山市と倉敷市はいまだに犬猿の仲だと地元の人から聞きました。
「倉敷って、昔天領だったから、天領意識がいまだにあって、鼻高々で困るのよね~。」
(天領意識な、なにそれ・・・)
7年くらい住んでいた岡山で、そんな話一度も聞いたことがなかったので、後で聞いてものすご~くびっくりしましたが、案外、今でも昔の藩意識って、地元の人の中には生きているのかもしれませんよね~。
いがみあいは多少深刻なのかもしれないけれど、外から見ると、なんとなく微笑ましい感もあり・・・。
(この話を後で聞いたというのもなんだか象徴的な感じもしつつ・・・・。)
浜松市は大型合併して、いまや政令指定都市になったそうなんです。
それって、ある意味ひとつの県になったと同等って聞いたことがあります。
浜松県復活・・・かな?
遠江
遠州に住んでいる方にはごくごく自明のことだと思うのですが、恥ずかしながら告白します。
他愛のないことですが、
遠江
と、パソコンに打ち込もうとして、とっても手間取りました。
とうとうみ
では駄目で、次に打った
とおとおみ
でも駄目で、ちょっと考えて遠い海・・・ということは、
とおとうみ
で変換してやっと遠江が出ました!!
いや~~~、ふりがなって難しいですね・・・。
ちょっと自分にがっくりきました。
2017年8月15日