浜北万葉の森公園の万葉まつりに行ってきました!雅な曲水の宴
ちょっと時機を逸した記事なのですが、書いておくことにします。
・・・というか、折角書いた記事をうまくアップできず消されてしまったので(時々こういうことがあるんですよね・・・。)、むかっ腹が立ってそのまま放置していたのですが、やはり、折角行ってきたので気を取り直して・・・。
浜北にある「万葉の森公園」は、万葉のころの植物が植えられている、なかなかに美しい公園です。
何故か今まで行く機会がなく、今年「万葉まつり」で初めて行ってきました。
浜松は、昔は曳馬野と言われていて、実は万葉集で沢山詠まれている場所なんですよね。
それを聞いたとき、ちょっと意外でビックリしました。
ですから、色んなところに歌碑も沢山建っていますし、かの犬養孝先生も何度も足を運ばれたそうです。
旧浜松市歌も、文豪森鴎外作詞の格調高い歌詞で、そのあたりのこともしっかり入っています。一番の「翁」は、浜松出身の国学者賀茂真淵翁をさします。
■旧浜松市歌
森鴎外 作詞
本居長世 作曲
1.大宮人の旅衣
入りみだれけむ萩原の
昔つぱらにたづねつる
翁をしのべふみよまば
2.国の乱れをしづむべき
いさをのもととこの里に
城の礎かためけむ
人な忘れそ銃とらば
3.引馬のうまやさまかへて
よろずの業の進むなる
いざもろともに謀りてむ
わが浜松の市のさかえ
今の浜松市歌は、合併に伴って最近できたらしく、オーケストラで演奏している大変立派なものです。
それなりに悪くはありませんが、やはり森先生の美しい歌詞をもう歌わないというのは、いかにももったいないような気もします。
浜松の人は文化関係にコンプレックスがあるように時々見受けられますが、こういう万葉集のことや、地元出身の有名な国学者賀茂真淵とか、もっとアピールすべきところは沢山あるのにと不思議に思います。
そういう意味でも、このような「万葉まつり」は意義深いことではないかと思っています。
さて、「万葉まつり」で、毎年曲水の宴が催されるということは、テレビなどで見て知っていました。
今年は、その曲水の宴の前に、舞が行われ、知人がその舞に出るということで見に行ってきました。
曲水の宴自体も、雅で美しいものでしたが、舞は実際素晴らしかったと思います。
公園に行かれたことのある方はご存知だと思いますが、舞が行われた舞台は、あずまやの前の川につながる芝生の植えられた斜面です。
非常に足場が悪い場所で、ここでホント踊るの?!と思ってみていましたが、芝生や松の緑に衣装がよく映えて、背景のあずまやも生き、一幅の絵を見るようでありました。
真ん中の川をはさんで対岸とこちら側で同時に舞が舞われて、どうやら双方で対応しているようだな・・・と思ってみていました。
楽もちゃんと生オケで、神社関係の方々が、雅楽の「越天楽」を奏し、めずらしく雅なものを見せていただきました~!
生の雅楽はなかなか聴けないものですからね~~。
後で聞きますと、この舞にはちゃんと意味があるとのこと。
防人の故事や、筒井筒、色々な物語を織り交ぜて、また、大陸と繋がりが深かった万葉のころの文化的な背景もきちんと踏まえた脚本を作られたそうです。
そうしたあたりも、印刷物など配っていただけるとよかったね、とお話ししたことでした。
浜北万葉公園とは
万葉集で歌われている植物などが園内に植えられており、万葉資料館や万葉食が食べられる万葉亭、曲水庭園など、万葉にまつわるものがたくさんある公園です。
木染めや万葉手まり教室、万葉園芸講座などの体験もできるようになっているので大人から子供まで楽しめる所だと思いますよ。

銃とらばは、筒とらばが正しいようです