むかご
私が「むかご」に初めて出会ったのは、家人に連れて行って貰った静岡市の東海道沿いにある丸子(まりこ と読みます)の「丁字屋」でした。
丁字屋は、このあたりでは一番有名なとろろ汁のお店です。とろろ汁は、この遠州駿河あたりでは結構メジャーなメニューで、よくお店も見かけますし、普通のお宅でご馳走になったこともあります。
とろろに味噌汁をまぜたものを麦ご飯にかけていただく素朴なものです。
その丁字屋さんで、定番のとろろ汁をいただいた時、メニューに載っていたのが「むかごの揚げ団子」
「む、むかごって、何」
私はむかごの何たるかも知らず、それまで見たこともありませんでした!
「・・・ムカデの親戚とかじゃないよね・・・・」
と、恐る恐る聞く私。
そんなキワモノがこんなメジャーなお店にあるわけないとわかってても、なんというか、語感が・・・・。・・・・
「ムカデとは関係ないよ。自然薯の子どもだよ。」
自然薯!!なるほど、とろろの子どもというわけですか~~~
すご~~く特別なものを食した気持ちで帰ってきて、それきりむかごのことはそのまま忘れていたのですが、さすが遠州、スーパーにもありました、長野産のむかご
大豆よりちょっと大きいくらいのサイズで、見た目はなんだか小さなジャガイモみたい・・・。
ちょっと西国と東京では見かけたことがなかったので、載せてみました。
豆くらいな大きさですが、中は立派に自然薯の味がします。
これって、ただ茹でたり蒸したりして塩で食べても美味しいのですが、てんぷらにしても、素揚げにしても美味しいのです
でも、家人が言うにはあんまり沢山食べてはいけないのですって。
やっぱり、濃いからなんでしょうか。
ぎんなんなんかも、あんまり沢山食べないようにと言われるように思います。
蒸すにしても、あんまり時間もかからないし、皮ごと食べればよいので、手間もかからなくて、優秀な食材として最近のお気に入りです
このくらいのパックで、198円です。