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映画

バットマンビギンズを観ました

どういうわけか「バットマンビギンズ」を今頃になってビデオを借りて見ました!
たまにしか映画を借りないのに、どうしてそういう選択になるかというと、自分でも不思議なのですが・・・・。

マスクものは比較的好きなので、楽しみにして見ましたが、渡辺謙の扱いが本当にひどかったです
特に謙さんのファンではありませんが、しかし、ひどい!
公開時に見たら、さぞかし腹が立ったことと思います。

そして、やっぱりバットマンも自分の衣装は自分で作ってましたね。
あのガタイの大きい青年が、ちまちまと、しかも嬉しげにバットマンの武器であるコウモリの形の手裏剣を作っているところなんて、なんだか涙ぐましいような姿です。
スパイダーマンの時も、自分でコスチュームをちくちく縫っていたので、アメリカ人って変なことするな~・・・と思ったものですが・・・。

日本のヒーローのように、超自然の力とか、もの凄い科学の力とかで、ベルトが勝手に回って変身するとか、実は宇宙人だとか、そういうことはないんですね・・・。
勝手に変身してしまうのなら、それはヒーローのせいではないと思うんですが、自分で作ったコスチュームを嬉しげに着るというヒーローの心理って、なんなんでしょう?
明確な目的意識のもとでヒーローになり、そういう自分にある種の自己愛があるように見えます。
アメリカ人って、どんな人でも大統領になることを夢見ている、と何かで読みましたが、そういう感覚なんでしょうか・・・。

しかし、ちくちく自分のコスチュームを縫っているところなぞを必ずエピソードに入れるあたり、アメリカ人はそれがカッコイイと思っているのかもしれませんね
不思議なことです~~。
ヒーローというものに対するスタンスの違いが、大変面白いと思います。

それから、バットマンは仮面を脱ぎ捨てると、毎回めちゃめちゃセレブという設定ですが、今回のお屋敷はことにスゴかったです

ラスト近く、屋敷が焼け落ちて、周囲の景色が映るのですが、驚くなかれ、どこまでも田園地帯で、いったいあの近代的な「ゴッサムシティ」はどこに
というか、一体どこに住んでいるんだ、バットマンという感じでした。
まったくもって、ミラクルな映画です

「バットマン」と一緒に観たのが、「ミート・ザ・ペアレンツ2」です。
若い男女が結婚しようとして彼女の側の両親に挨拶に行きますが、その父親が元CIAのロバート・デ・ニーロという設定で、花婿候補が舅に虐められるというコメディです。

1はそこそこかな~、という感じだったのですが、今回の2は面白かったので、オススメです
彼と彼女の両親が初顔合わせというお話ですが、彼の父親はもと弁護士で今は主夫のダスティン・ホフマン、母親はセックスセラピストのバーブラ・ストライザンドという濃い顔合わせです。
役者も揃っているし、それがお話によく生かされていて、途中まで観て寝るつもりだったのですが、とうとう最後まで観てしまいました。
未見の方は是非・・・!
しかし、小さいお子様とご覧になると、ちょっと苦笑いする場面もあるかも・・・。

スーパーマンリターンズ

どういうわけか、スーパーマンリターンズを借りて観てみました。

相変わらず、ロマンティック&センティメンタルなお話で、トーンもそれほど変わっておらず、前作からのファンの方も特に違和感なくご覧になれるでしょう。
いや、センティメンタル度は予想以上に上がっていると言えましょう。

敵役のレックス(ケビン・スペイシー)はさすがの存在感で、CGもしっかり楽しめました。お話の中に、「え~~?そんなのあり?!」みたいなオドロキもあって、なかなか楽しめるお話だったと思います。

しかし、家人は途中眠ってしまったこともあり、人間関係がわからず、話について行けなかった様子。前作が未見の方は、ご覧になって行かれたら、なおベストかと思います。

それにしても、今回のスーパーマン、睫毛が濃い!!
比較的色白の役者さんなので、妙になんだか繊細そう~なスーパーマンでしたが、お話の関係上、それもよかったかなと思います。

多分、これ、次回作も見込んでのお話作りになっているんでしょうね。
女性としては、ちょっとスーパーマンにひとこと言いたいという感想は持ちましたが、それも含めておおむね良かったのではないかと思います。

今回の監督さんの、前作への大いなる郷愁がよく出ていて、興味深かったです。
強くて健全だった頃のアメリカへの郷愁というか・・・。
それをストレートに出して支持されるあたり、そういった感情にもやはり深刻な部分があるのかな・・・とも感じました。

2017年8月18日

【ネタバレ注意】ナイロビの蜂を観た感想

たまたま時間が空いたので、「ナイロビの蜂」のDVDを借りて観てみました。

以下はネタバレですので、これからご覧になる方と、観てよかったな~と感動していらっしゃる方は、決してご覧にならないようにお願いいたします。

この上の文章を見て、たぶんこれから初めて見る方がいなくなったと感じ感想を書かせていただきますが、かなり社会派の映画でした。

それはいいのですが、ドラマ度が社会派度に押しつぶされ、それが不全感につながってしまっていて、私としてはちょっとイマイチの映画でした。

社会派にするか、ドラマティックにするか、どっちかに絞ってほしかったですね。

この映画は「壮大な夫婦愛」とか宣伝されているようですが、制作側は社会派だけを描きたかったのね、と感じてしまう。そういう意味では、完成度はちょっと低いな~と感じます。

冒頭で殺されるヒロインは、社会派な女性で、それのみか主張が攻撃的すぎて周囲に顰蹙を買うほどのレベル。

穏やかな性格のレイフ・ファインズ演じるヒーローは彼女の情熱に惹かれて結婚した様子です。

ヒロインは、自らの社会派な性格のあまりに、アフリカを食いものにする企業の巨悪に首をつっこみすぎて殺されてしまうのですが、ヒーローは最初彼女の不倫を疑うのですね。

ところが調べていくうちに、不倫はなかったとわかり、彼女への愛が燃え上がり、自らをも滅ぼす道へと進んでいくのです・・・。

このヒーロー、最初は彼女の熱烈アプローチに押されて結婚する形だったのですが、彼女はヒーローの外交官という立場には全く構わず、社会派なヤバい質問をパーティーなどで企業のトップなどにぶちまけたりするので、周囲からは「彼女を閉じこめとけ」とまで言われる始末だったわけです。

ヒーローは、一度も疑わなかったんですかね・・・・このヒロインが自分と結婚したのは、自分の外交官という職業を利用して、社会派の活動をするためじゃなかったのかな・・とは?
不倫よりそっちの方をまず疑うべきじゃあ・・・?

アフリカの現状というこの映画の社会派な主張は置いといて、彼女の言動は単に「困った人」としか思えないほど極端です。

いくらなんでも、もうちょっと亭主の社会的立場を思いやってあげるべきでは・・・?

と思ってしまう分だけ、ヒロインへの同情が減るので、せっかくの社会派な主張よりも、彼女個人の未熟さのみが際だってしまって・・・。

その彼女に操を尽くすレイフもあんまり哀れという感じで・・・どうも感動までもっていけないジレンマがありました・・・。
ドラマを作るって、ほんとうに難しいんですね・・・。

このシチュエーションで、レイフ・ファインズ主役だった「イングリッシュ・ペイシェント」をどうしても思い出してしまうんですが、やっぱ、観ていて明らかに作る側は意識していると思います。

ああいう風に作りたかったもんだから、レイフを起用したんだね~・・・・。
だけど・・・。・・・・。

ヒロインの造詣がこれほど未熟じゃなかったら、悲劇としてもう少しこの二人に感情移入できたと思うのですが、もう、ドラマというより単に「ひとごと」って感じ・・・。

これでヒロインの役者はアカデミー賞も取っているのですが、それって、罪滅ぼし・・・?

それと、全く違う映画の話ですが昨日DVDで初めて「パイレーツオブカリビアン」を見ました。

どうしてジョニー・デップ扮する海賊があんなに人気があるのか、了解いたしました。

それに、あれってディズニーだったのですね~!初めて知りました。そして、了解しました。

2017年8月3日

ジャック・スパローを観てしまいました…

どーゆーわけか、今公開中の「パイレーツ・オブ・カリビアン」の4を、観てしまいました!!

このごろの私の映画生活はかなり地味。

私の趣味に合わせられない家人に、私の方が合わせることが多いので、どんどん地味になってしまうんですよね。

なんかもう、白黒映画の名作の世界になっちゃって…。

普段の家人であれば、絶対に興味を示さないハズの「パイレーツ」、実は私も、これについては別にテレビでいいや…と思っているクチなんですが、どういうわけかキャプテン・ジャック・スパローのキャラにはまってしまった家人は、一挙放送の1,2,3を観て、とうとう4を映画館で観ようと主張しはじめたのです!びっくり!!

まあ、映画であれば、私は比較的何でもOKなので、喜んで映画館に観に行きました。

1~3は、かなりシュールな場面もてんこ盛りで、ありえないお話もどういうわけか納得させられてしまうゴーインな展開が楽しめましたが、4は比較的常識的なお話だったかな~。

でも、面白かったと思います。

続きもありそうな引きでしたので、ずーっとシリーズ化していくんでしょうね。

でも、ストーリーと映像のあり得なさ度がもうちょっと高くなっていかないと、(つまり、馬鹿馬鹿しさ度が増さないと)スパロー船長のキャラが生きないので、続けるのが難しくなっていくかもしれませんね…。

なんとか頑張ってほしいです。今度公開される「三銃士」や、「ハリーポッター」も観たいけど、これにはきっと家人は行きたがらないんだろうな~…。

2011年6月4日

映画「浮雲」

成瀬巳喜男監督、高峰秀子、森雅之主演の「浮雲」をBSで観ました。とにかく凄かった!!

これ以上ないくらいダメな男森雅之を好きになってしまった女高峰秀子が、二人してどんどん転落していくお話なのですが、そのダメっぷりが半端じゃない!!

家人は観ながら寝てしまっていましたが、私だけ目をぎんぎんにして最後まで観てしまいました。

見始めるとやめられない。

この駄目な二人がどこまでいってしまうのか、このヒーロー実に不愉快と思いながらも結局最後まで目が離せませんでした。

それに、やはり高峰秀子の演技が凄い。

目線だけで何考えてるのかわかるんですよね…。

流し目とか、睨んだり、とにかく美しくて、表情に釘付けになってしまいます。

森雅之のダメ男ぶりも物凄い。

本人はこの映画撮った後落ち込んだそうですが、まあ無理もありません。

まともな感性の男性が演じるのは、半端ないストレスだったことでしょう。

画面を見ながらストーリーに対して何か言うことがあまりない家人も、この森雅之のことは

「なんだ、こいつ!!」とか、「ふざけるな!!!」とか罵倒していました。

でも、寝ちゃいましたけど…。

森雅之は、若い頃は美男子の典型みたいな人だったそうで、このころもちょっと日本人離れした風貌ですよね。

ドストエフスキー原作の「白痴」を黒澤が映画化していましたが、ヒーローのムイシュキン公爵役を森雅之が演じていました。

このムイシュキン公爵も、愛があるけど力がない人で、もの凄い清らかな魂の持ち主なんだけど、どういうわけかこの人のせいで周囲は死屍累々というお話なんですよね…。

この「浮雲」のヒーローと、なぜかありようが似ているような気がします…。

この「浮雲」のヒーローも、ダメ男だけど、そんな悪い人ではなくて、でも決断力がなく、どんどん流されていく人なんですね。

そういう男がどれほど女にとって有害かということが、この映画を観ているとよくわかります。

それで、そういう男と別れるのがどれほど難しいかということも。

う~ん、大人な映画でした…。

他に考えないといけないことがあったのに、夢の中まで高峰秀子でいっぱいになってしまいました…。

2011年5月5日

次郎長三国志

先頃公開された中井貴一主演の「次郎長三国志」を借りて見ました。

このごろ、BSで放送していた昭和28年マキノ映画の「次郎長三国志」を時々見ていて、なかなか面白いので見たくなったのです。

マキノ映画の「次郎長三国志」は、広沢虎造の浪曲を元にした村上元三の小説を原作とした映画で、全部で9話あり、宿敵黒駒の勝蔵との対決を控えた最大の見せ場、荒神山の導入で、尻切れトンボに終わっています。

当然続きを撮るつもりだったのだと思いますが、事情があったのでしょう。

1話1話、次郎長の売り出しのころから、色んな子分がやってくるくだり、そして有名な石松代参まで、結構丁寧に描かれていて、親分子分だけで完結した幸せな世界が展開されて、見ていて実にバカバカしいんですが、なんだか幸せな映画です。

この映画、公開のテンポもやたらに速く、かなりのやっつけ仕事で作られたということですから、全体にキャラクターの破綻もなく面白く見せてくれるあたり、マキノ監督は相当な天才だったのだと思います。

次郎長の役を、小堀明男さんという、私の知らない役者さんがやっていますが、なんだかぬぼーっとしていて、あんまり演技もうまくないように見えます。

でも、この昼行灯みたいな次郎長が、決める時は決めてくれて、実になんだか親分!という感じなのです。

そして、全体として非常にのほほんとしているというか、のどかで明るい。

今ではあり得ない親分子分の間柄も、なんだか懐かしいような感じです。

そして、マキノ監督の甥っ子である津川雅彦が、マキノ雅彦と名乗って撮ったのが、中井貴一主演の「次郎長三国志」です。

う~~ん、すごく頑張っているんですが、ちょっと思い入れが強すぎて、詰め込みすぎた感じでしょうか…。

これって、次郎長を知らない世代が見て、どうなんだろう…意味わかるんだろうかと、ちょっと心配になるところもあったり…。

次郎長の妻お蝶が死ぬまでをメインにしてある感じですが、見る人は次郎長とお蝶のことより、子分との関係が見たいんじゃないかな…と思うんですが…。

そして、石松代参のエピソードまでは行き着けなかったので、恐らく続編を作りたいと思っていらっしゃるんでしょうね。

石松代参と、荒神山まで…。

なにしろ、ここらあたりがメインですから…。

これは大変だ…。

そして、役者さんたちが、皆さん40代から60代。これは仕方がないんでしょうね…。

テレビのどの時代劇見ても、若い役者さんは滅多に見ませんし、出ていらしてもなんだか存在感がなかったり、所作がイマイチだったりして…。

でも、お蝶と結婚した時の次郎長が、中井貴一では、あまりにも年取りすぎ!!

お蝶も鈴木京香ではいくらなんでも…。

カムイとか、他にも色々時代劇が映画化されていますけれど、あれはアクション主体で、なんかこう、いわゆる時代劇とは別物に見えますもんね~…。

こっちには若い人達がぞろぞろ出てるんですけどね~…。

中井貴一、好きでも嫌いでもない役者さんですが、ちょっと次郎長やるにしては演技が悲壮すぎるというか、重すぎるというか…。

全体として、もっと痛快な部分を出してほしかったなあと。

むしろ、ライバル黒駒の勝蔵をやっていた佐藤浩一が次郎長で、勝蔵が中井貴一ならもうちょっとよかったんじゃあ?…などと思ったりもしました…。

中井貴一は、あの融通きかない感じが、悪役の方が生かされると思うんですけれどね~…。

しかし、今回の津川雅彦さんの次郎長、期待が大きすぎたせいか、ちょっとショックを受けました。

というのも、この映画の出来そのものよりも、もうこういう映画を撮ること自体が困難を極めるんだな、ということがあまりにもあからさまに感じられてしまったからです…。

監督もいない、役者もいない、殺陣もなんだか微妙…。

今後次郎長を再現して観客を唸らせることができるとしたら、もうマンガの世界くらいしかないのかもしれないと思うと、たいした時代劇ファンでもない私でも、なんだか愕然としてくるものがあります…。

2009年9月16日

深くて暗い穴

諸事情から、なぜか「スウィーニー・トッド」を初日に見てしまいました!

話題の映画を初日に・・・・!
そ、それほど望んでいたわけでもないのに、どういうわけか・・・。・・・。
こんなことは滅多にないことです!!
これからもあまりないでしょう。
なので、記念に書いておきます!

ここから先はネタバレを含んでいます。
とはいえ、原作は有名なミュージカルなので、物語としては今更ネタバレでもないでしょう・・・という感じもいたします。

まっさらな状態で映画をご覧になりたい方は、読まずにおかれる方がよいかもしれません。

元のミュージカルをちゃんと知らないし、大筋以外の予備知識も殆どなかったので、最後までひょえ~!ぎょえ~!という感じでした。

監督が監督なので、さすがに隅からすみまで楽しめましたけれど、ネタがネタなので、やっぱりコワかったです。

もちろん、お子様には見せられない映画ですね・・・。

それに、ここまでメンタル的にも救いようのない話だったなんて、し、知らなかったです・・・。
でも、どういうわけか、どこかコミカルな部分があって、見たあとは不思議~な感じ・・・。
これって、この監督の特質なのかもしれません。
それとも、デップのキャラかな~?

一緒に見ていた家人は、

「ひえ~!実に良くできている映画だけど、絶対夢に見るぜ、これ・・・。」

と、うめいていました。
私もちょっと終わった後お祓いでもしたい感じがしました~。

でもよかった!!とっても良かった!!
特にヘレナ・ボナム・カーター最高!!

昔からすごく好きな女優さんでしたが、ほんと、病的でうっとりします~~!
可愛くて~~~!!

大好きなアラン・リックマンも仇役で出てきて、知らなかったので嬉しかった~~!

そして、デップ。
実によかったです。
でも、見終わったあと、思うにほんとに個性のない殺人者の役だったなと。

というか、それがこの物語の優れているところなのかもしれませんが、人間としての個性も出てこないほど復讐に魂を奪われている男が、運命に報復される話・・・・とでもいうんでしょうか。

妻子を奪われたトッドは、復讐に燃えるのだけど、どういうわけか我が子のことにはあまりにも無関心。

それなのにその子供は助かって、あれほど執着していた妻は死んでしまうという巡り合わせになるのは、復讐というものの本質を看破しているな、とも思えて・・・。

最後に大事な人まで手にかけてしまうこの男は、ある意味で妻子のための復讐ではなくて、もはや自分のための復讐なのですよね。
利己的な復讐。
いや、この人、最初から妻子のために復讐する、とは一言も言っていないんですね。

ここが、この話の非常に大きなポイントだと思うのです。

そして、運命から報復されてしまう。
復讐する権利があると思ってやっていたことなのに、どうしてこういうことになるんだ、という。

復讐とは、つまりそういうことなのだ、と言われているような気がします。

そういう、なんというか、人間の深くて暗い穴をみせられたような、恐ろしい話ではあります。

ある意味人間離れした、こんな暗い穴そのものみたいな役を、ほんとにこの役者さんはうまく演じるな~と思いました。
しかも、なんだか妙に可愛げがあって。

逆に、この男に人間性があったら、それこそほんとに悲惨そのもののお話になって、とても物語として耐えられない領域に入ってしまうかも・・・。
そういう、ぎりぎりの線を、よくこういう演技と映像にしたなあ~と。

監督も役者さんも、今更言うまでもないですが、さすがにすごい力量だなと感じました。

恐ろしい穴をご覧になりたい方は、是非!
でも、血がきらいな方はご用心。
マジで気持ち悪くなるかもしれません・・・。

この監督の映像美は折り紙付きですが、血にもこだわりがあって、ねっとりしています。
ねっとり。
ううう・・・。

さてさて、映画館から出て、

「あ~、面白かったね!」

と家人を振り返ると、なにやら上着に赤いものがべっとりと・・・。

「な、なにこれ?!」

「うわ~~~ッッ!!!!」

血糊べっとりのお話を見たあとなので、ぎょえ~~~ッと思いましたが、よく見ると透明がかったオレンジ色・・・。
家人の食べたナチョスのサルサソースでした。

「いや~~~~~~!!やめて~~~~!!やめてよ~~~~!!こんなものつけて~~~!洗濯が困るじゃないのお~~~~!!!」

と、二人して慌てて拭き取りました・・・。
うううう・・・。

浜松市在住 東風 佳代子浜松 東風 佳代子


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