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深くて暗い穴

諸事情から、なぜか「スウィーニー・トッド」を初日に見てしまいました!

話題の映画を初日に・・・・!
そ、それほど望んでいたわけでもないのに、どういうわけか・・・。・・・。
こんなことは滅多にないことです!!
これからもあまりないでしょう。
なので、記念に書いておきます!

ここから先はネタバレを含んでいます。
とはいえ、原作は有名なミュージカルなので、物語としては今更ネタバレでもないでしょう・・・という感じもいたします。

まっさらな状態で映画をご覧になりたい方は、読まずにおかれる方がよいかもしれません。

元のミュージカルをちゃんと知らないし、大筋以外の予備知識も殆どなかったので、最後までひょえ~!ぎょえ~!という感じでした。
監督が監督なので、さすがに隅からすみまで楽しめましたけれど、ネタがネタなので、やっぱりコワかったです。

もちろん、お子様には見せられない映画ですね・・・。

それに、ここまでメンタル的にも救いようのない話だったなんて、し、知らなかったです・・・。
でも、どういうわけか、どこかコミカルな部分があって、見たあとは不思議~な感じ・・・。
これって、この監督の特質なのかもしれません。
それとも、デップのキャラかな~?

一緒に見ていた家人は、

「ひえ~!実に良くできている映画だけど、絶対夢に見るぜ、これ・・・。」

と、うめいていました。
私もちょっと終わった後お祓いでもしたい感じがしました~。

でもよかった!!とっても良かった!!
特にヘレナ・ボナム・カーター最高!!

昔からすごく好きな女優さんでしたが、ほんと、病的でうっとりします~~!
可愛くて~~~!!

大好きなアラン・リックマンも仇役で出てきて、知らなかったので嬉しかった~~!

そして、デップ。
実によかったです。
でも、見終わったあと、思うにほんとに個性のない殺人者の役だったなと。

というか、それがこの物語の優れているところなのかもしれませんが、人間としての個性も出てこないほど復讐に魂を奪われている男が、運命に報復される話・・・・とでもいうんでしょうか。

妻子を奪われたトッドは、復讐に燃えるのだけど、どういうわけか我が子のことにはあまりにも無関心。

それなのにその子供は助かって、あれほど執着していた妻は死んでしまうという巡り合わせになるのは、復讐というものの本質を看破しているな、とも思えて・・・。

最後に大事な人まで手にかけてしまうこの男は、ある意味で妻子のための復讐ではなくて、もはや自分のための復讐なのですよね。
利己的な復讐。
いや、この人、最初から妻子のために復讐する、とは一言も言っていないんですね。

ここが、この話の非常に大きなポイントだと思うのです。

そして、運命から報復されてしまう。
復讐する権利があると思ってやっていたことなのに、どうしてこういうことになるんだ、という。

復讐とは、つまりそういうことなのだ、と言われているような気がします。

そういう、なんというか、人間の深くて暗い穴をみせられたような、恐ろしい話ではあります。

ある意味人間離れした、こんな暗い穴そのものみたいな役を、ほんとにこの役者さんはうまく演じるな~と思いました。
しかも、なんだか妙に可愛げがあって。

逆に、この男に人間性があったら、それこそほんとに悲惨そのもののお話になって、とても物語として耐えられない領域に入ってしまうかも・・・。
そういう、ぎりぎりの線を、よくこういう演技と映像にしたなあ~と。

監督も役者さんも、今更言うまでもないですが、さすがにすごい力量だなと感じました。

恐ろしい穴をご覧になりたい方は、是非!
でも、血がきらいな方はご用心。
マジで気持ち悪くなるかもしれません・・・。

この監督の映像美は折り紙付きですが、血にもこだわりがあって、ねっとりしています。
ねっとり。
ううう・・・。

さてさて、映画館から出て、

「あ~、面白かったね!」

と家人を振り返ると、なにやら上着に赤いものがべっとりと・・・。

「な、なにこれ?!」

「うわ~~~ッッ!!!!」

血糊べっとりのお話を見たあとなので、ぎょえ~~~ッと思いましたが、よく見ると透明がかったオレンジ色・・・。
家人の食べたナチョスのサルサソースでした。

「いや~~~~~~!!やめて~~~~!!やめてよ~~~~!!こんなものつけて~~~!洗濯が困るじゃないのお~~~~!!!」

と、二人して慌てて拭き取りました・・・。
うううう・・・。

浜松市在住 東風 佳代子浜松 東風 佳代子


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