栄養バランスの良い食事とは?美味しい料理で体と心の健康維持を
栄養バランスが取れた美味しい食事で心と体の健康を!
栄養バランスが良い食事とは?
栄養バランスの良い食事をしたい、でも思うようにいかない。これは現代人の抱える問題の一つだと思います。
昔の人より忙しく、良質な素材は手に入りにくく、外食は何が入っているか分からないし、自分で作ったって調味料にも添加物が入っているという有様ですから、バランス云々の前に『綺麗な食べ物』が手に入りにくい世の中だと思います。
私もできるだけ健康で居たいと思っているので、食事には気をつけるようにしています。でも忙しい時が続くと、どうしても食事がないがしろになってしまうんですよね。コンビニで買ったおにぎりやパンで済ませてしまったりします。
そんなときは栄養が偏ったり、不足したりするだけでなく、なんか心まで寂しくなってストレスが溜まったりします。
でも逆にしっかり健康のことを考えながら自分で美味しい料理を作れた日は、お腹が満たされるだけでなく、心も満たされて少し自分に自信を持てるような気がします。
やっぱり食事って体の健康に良いだけでなく、心の健康にも深く関係しているんですね。
母のお弁当が教えてくれたこと
私がいつもお手本にしているのは母の手料理です。それも学生時代母が作ってくれていたお弁当は今でもしっかり覚えています。
母が学生時代の私に毎日作ってくれていたお弁当は、彩りがよく、いつもふたを開けるのが楽しみでした。
そんなステキなお弁当を作る母の、料理に対する信条の一つは、『綺麗なこと』でした。
だから友達にもいつもうらやましがられていました。そんな風に母のお弁当を誉めてもらえると、私もとても嬉しかったのを覚えています。
具体的に言えば、色は三色以上、ご飯と野菜と肉or魚と卵焼きのセット、これを毎日守って作ってくれていました。
言葉よりもそのお弁当を毎日見る事で、私自身も『料理とは斯くあるべき』という意識が育ち、今では自分が作る料理にこの信条が生かされています。
この、三色以上・ごはんと主食と野菜と卵焼きのセットを守り、これに昆布と鰹節で出汁をとったお味噌汁を毎日食べていますが、自然と健康になっていると感じます。こういった感覚を育ててくれた母に感謝ですね。
健康とは結局、自分自身で実感するものですから、この食生活は私にとって最高の栄養バランスがとれているのだと、自信を持っています。
それに何より、どんなにおいしいご飯だって、その時の自分の気持ち一つで味が左右されるものです。彩りの良いご飯が食卓に並ぶだけで人は笑顔になります。
その笑顔のままでご飯を食べれば、結局何を食べたって、生き物として心身共に『健康』と言えるのではないでしょうか。健康のために良い食事をしたいなら、自信をもって良いと信じる料理を作ることなんですよね!
自信を持って良いと信じる料理を作るには
そのためにはもちろんある程度の知識が必要ですよね。例えばこの野菜にはこんな効果があるとか、人間にはどういう栄養素が一日にどれくらい必要なのかということを知っておかないと、「良い料理」といえるだけの根拠がもてないですからね。
そこで最近わたしは「何となく健康に良さそう」ぐらいに感じていたものではダメだと思いたち、勉強をしています。
勉強といってもそんなにたいそうなことではなく、ネットや本などで野菜に含まれる栄養素を見たり、どんな料理法でその栄養素を摂取できるのかを調べたりするだけなんですけど。
栄養のトータルバランスを考えてメニューを立てているレシピ本などもよく参考にしています。そうやって勉強していると日本人の料理ってすごいな!というのがわかりました。
昔ながらの食事にはちゃんとした栄養バランスや健康面での優れた効果があるんですよ。昔から受け継がれてきたものには、やっぱり意味があるんですね。
まだ科学が発展していない時代でも人々は健康を考えて試行錯誤してきたんだなというのが分かりました。
そうした先人たちの知恵がつまった日本食をちゃんと継承していくことも健康に良い食事として大切なんでしょうね。
食事の時間をおろそかにせずに、自信をを持って健康に良いと言える様に、一食一食大切にしていきたいと思っています。