猛暑の町
昨年まで、浜松市が日本一暑い市になってしまったなどと、嘆きつつも多少誇らしく(?!)感じておりましたが、ここ最近、情勢があやしくなってまいりました。
どなたもご存知の通り、昨日は多治見と熊谷で40度を超える記録的な暑さ!
そして、今日も多治見は40度。
浜松市天竜は39度で2位に甘んじているようです。
「39度のとこに行ってみたら、どんななんだろう~!」
などと、去年はのどかなことを言っていましたが、40度超えということになると、経験したいのかどうか、だんだんわからなくなってきました・・・。
熊谷、多治見の皆さま、猛暑お見舞い申し上げます。
でも、天竜だって、39度じゃいい加減暑いんですよね・・・。
そんな中、静岡市に用事で行って参りました。
車を運転しつつも、じりじりと腕が陽に灼かれます・・・。
このごろの日射しは、攻撃的で、痛い・・・と思っているのは私だけではないでしょう。
静岡に着いたのが丁度お昼頃。
有名な戸隠蕎麦屋に行きました。
12時ころでしたが、予想したとおりお店は長蛇の列です。
でも、こんなお客さんに慣れているお店側では、さくさくと客をさばいて、10分くらいで席に着け、注文を取って貰えました。
ここぞとばかりに「ミックス磯おろし」を頼みました。
このお店は「磯おろし蕎麦」で有名なのです。
お蕎麦の上に海苔と大根おろしと天かすもしくは天ぷらが載っています。
蕎麦マニアの人なら、多分別のものを頼みたいかもしれませんが、天ぷらもかりかり揚がっていて、とっても美味しかったです
その後、用事のある家人と別れて、かねてから行きたいと思っていたお箸専門店の「桜さくや」さんでお買い物。
素晴らしくお高い箸もありますが、そこそこのお値段の可愛いお箸も沢山あって、楽しく見せてもらえました~
再び家人と合流し、静岡ではいつも行く「おおやきいも」のお店に。
焼き芋とおでんを売っている小さなお店なのですが、お店の雰囲気が昭和30年代で、とっても有名です。
焼き芋専門店なんて見たことなかった私は、初めてそのお店に入ったときはちょっとカルチャーショックでしたね・・・。店の奥に大きな釜が並んでいて、そこで石焼き芋を焼いているのです。
時間になると、どこからともなく人々ががどどっと湧いて出て、あっという間に焼き芋は売り切れです。
静岡に行くと必ずそこに寄っておでんなどいただき、大学芋を買って帰るのですが、いまだに焼き芋を買ったことがありません・・・。
昭和30年代テイスト(というか、そのもの)のそのお店には、勿論クーラーなどありません!!そして、今の季節はさすがに焼き芋も売っていません。
あるのはかき氷とおでんとおにぎりなどです。それと、大学芋。
でも、お客はひっきりなしにやってきます。
暑い中、他のお客さんと一緒に汗をだらだら流しながらおでんを食べていると、後ろの方でテレビの取材が・・・。
帰宅してから家人がテレビを見ていたら、さっきの取材が流されていたそうです。
「静岡の町なかの暑いポイント」的な扱いで、レポーターの質問に答えている店主の後ろに、暑苦しくおでんを食べている家人がちらっと映っていたそうです。