青少年旅行村

2ヶ月ごとに水を取りに行く場所は、愛知県の奥地で、ずーっと山道をたどって行くのですが、その途中に以前からとっても気になっていた場所があるんです。

「青少年旅行村」です。

山の中とはいえ、一応は二車線になっている幹線道路ぞいに、ふっとトンネルがあいていて、いつ見ても誰もおらず、草はぼうぼうで、木の茂みも、のしかかるようにトンネルに向かって押し寄せて、もう長らく見捨てられた感じの場所なのです。

しかも写真のような古い看板が立っていて、トンネルの中に電気もついているのです
実のところ、看板はやけに古いのに、電気がついている方が更にコワイです。
そして、車両通行止めの看板が、草に埋もれています・・・。

このトンネルは一体どこに行くの?
青少年旅行村って、一体どんなん?
ちゃんとあるの?
なんで電気がついてるの?
ついてるっていうことは、ここを通る人もいるわけ?

と、この幹線道路を通るたびにいつもものすご~く気になっていたのですが、近寄るのもなんだか怖いので、ずっと放置してきましたが、今回勇気を奮い起こして初めて調査してきました

恐る恐るトンネルに入ってみると、案外短いトンネルで、しかし足下は石ころだらけ

非常に危ないです
なにやら、ものご~~く昔っぽいジュースの缶なんかが転がっています。
青少年が通るのに、こんなことでいいの

とか、怖いので大声で話しながらトンネルから出ると、そこは何の変哲もない人里でした・・・。

でも、道路を渡って更に道を進んでみると、昔はあったんですね~、青少年旅行村が。
もはや廃墟になったキャンプ場がぽつねんとありました。
はだかの風呂桶みたいなものに水がたまったまんまになっていて、寂しさをそそります。

壊れた電話ボックスも壊れ加減にとっても風情があります。
夏休みなんかに、ここで肝試しなんかやったら、さぞや盛り上がることと思われます。
私個人としては、絶対に参加したくありませんけれども・・・。

なんとな~くわびしく、しかしどことなくあっけらかんとした気持ちになって帰ろうとしたところ、トンネルの脇にごく小さな看板が控えめに立っていて、

「田口鉄道跡」

とかすれた文字で書いてあります。

それを見て家人が、
「そういえば、このへんに鉄道が昔あったような気がする。廃線になったんだな~。」

どうやら、廃線になった鉄道のトンネルを流用しているようなのです。
路面のでこぼこ加減がハンパじゃないなと思いましたが、なるほど、線路をひっぺがして軽く砂利をよけるとあんな感じです。

だけど、周りをよく見ると、なにもこのトンネルを使わなくても、ちょっと迂回してちゃんと舗装された道が通っているし、里の人は恐らく家庭に一台の車は必携ですから、皆さんそっちの道路を使っているはずなんですよね。

ということは、ほとんど誰も使っていないトンネルなんだと思うんです。青少年旅行村だって、廃村になって久しいようだし・・・。

・・・・・

と、ここまで書いたところで、家人が

「そこ、廃村じゃないんじゃないか?
一応、戸とか打ち付けていない事務所があっただろう?」

と言い出しました。

そ、そうだっけ
そういえば、そんなものもあったような・・・。・・・・。

「青少年旅行村」さん、もしまだ営業していたら、ごめんなさい
今度、また水を取りに行く時に、確かめてみます・・・・。

浜松市在住 東風 佳代子浜松 東風 佳代子

同ジャンル関連ページ



コメントをどうぞ

入力いただいたメールアドレスは公開されません。
個人情報などを記入された場合、投稿いただいたコメントの該当箇所を編集して公開するか、もしくは非公開にします。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。